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2015年6月21日 (日)

俺にマッドマックス 怒りのデスロードを熱く語らせてくれ1

結論から書くけどクソ最高ですよ。今まで俺、マッドマックスって題名を主人公マックスの狂気と解釈してたけど、実は超絶気違い(あるいはキチガイ全開)の意だったのか。いや、もう邦題が超絶気違いでいいと思う。この国じゃ気違いって禁句の代名詞だけど、この映画を表現するのにこれほどふさわしい言葉は他にない。勿論、最大級の褒め言葉としてね。

この作品の価値観を共有したくてwebを徘徊すると、もう絶賛の雨アラレ。凄過ぎて泣いたっていうレビューをチラホラ見かけるけど俺も泣いたよ。砂塵を巻き上げながら砂漠を疾走するキチガイ軍団を俯瞰で捉えた空撮カットの美しさ、高揚感。これ観て胸が熱くならない奴は漢じゃねえとか思ったりして。

でも当然、不評も多く見受けられる。まあ、そこは趣味の問題だから肌に合わない人がいるのは仕方ないし責める気もないけど、ストーリーがイマイチとか、暴力描写に耐えられないとか、世界観が気持ち悪いとか書いちゃってる人へ一言言わせていただくと、そういうお方はマッドマックスを観る事自体間違い。常識人の理解を超えた不良の不良による不良の為の映画なんだから、貴方は品行方正なファミリー映画を観てなさいと。ベイブとかね。

昔から書いてる通り子供にとってのヒーローは常にPTAの敵であるべきだと思ってるし、そういう常識人の不評に触れると逆に嬉しくなる。やっぱりマッドマックスって俺らみたく何時までも少年の心を忘れないバカの為の映画なんだと。大人に判ってたまるか!

公開から間もないのでネタバレには気を付けながら書き進めていくけど、まず俺が本作で魅せられた部分は全体構成。このテのアクション大作でよくある売り文句に息つく間もないってのがあるけど、新生マックスには息つく間がある。決してノンストップじゃない。

問題はそのバランス感。例えばの話、これが正真正銘2時間走りっぱなしのノンストップムービーだったら観客は疲労で倒れるか食傷気味になるだけ。しかしながら、本作は徹底的に激しいバイオレンスアクションが展開され腹9.5分に達した瞬間小休止が訪れる。

そして、登場人物達の静かなやりとりが間延びする寸前に断ち切られバイオレンスアクションが再開される。この繰り返し。だから集中力が持続し、中弛みする事もない。

多くのリピーターからヒンシュクを買う覚悟で超お下劣な例え話を書くと、これは正にカリスマAV男優の愛撫と同等。責めて責めて責めまくり、ああ~~!イっ・・イぐう~~~!!となる直前に手を休める寸止めの妙技。これが2時間続くのだ。それを一言で表現する良い日本語がありますね。THE緩急ですよ。

更に言えば、激しいアクションシーンが静かなシーンを際立たせ、静かなシーンがアクションシーンの激しさを倍増するという相乗効果。この映画、単に勢いで作られた訳じゃなく、緻密な計算が見え隠れする極めて知的な要素を含む。中身は徹底的にバカなのにね。

ああ~ 止まんね~~~!! その2へ続く・・

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