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2015年6月 5日 (金)

いきものがかりのほん

1506052

発行日をチェックしたら2012年の12月。俺が買ったのは少しズレて2013年の春先だったか。で、本を買った事に満足しちゃって未読のまましまい込んでて、部屋の整理をしてたら目に留まったので折角だから読んでみようかと。

結構ボリュームがあり、通勤途中を利用して3日ほどで読了。しかし読めば読むほど順風満帆なグループだなあ。内容に触れると編集者が順風満帆に見えるけど実はそうじゃないみたいな事を書いてたりするものの(まあ、そう書かないと読み物として盛り上がらないから仕方ないけど)いやいや、これを順風満帆と言わずしてどうするって位のサクセスストーリー。

何しろ結成直後から路上で歌えば多くの人が足を止め、初のワンマンライブでは300人動員、自主製作の初CDはSOLD OUTで増版に次ぐ増版、メジャーデビューシングルもスマッシュヒットとなり、地元のフリーライブで5000人を集める。その後の事は言わずもがなだけど才能にもタイミングにも運にも恵まれて今に至る。

で、久々に彼らのインディーズ1stミニアルバム、誠に僭越ながらファーストアルバムを拵えました・・・を聴いてみると正にダイヤの原石。すなわち、如何なる才能も磨けば光るけど磨かないと光らないって事がよく分かる。

1曲目は俺も大好きな花は桜 君は美し(そもそも俺がいきものがかりにハマるキッカケがこの曲)で、曲展開こそ2008年レコーディングVer.と大差ないものの歌唱、演奏、アレンジの全てが荒削りで、陶酔し得る対象に成り得てない。これがプロとしての経験値や敏腕アレンジャーの手によって名曲に生まれ変わるという事を如実に物語っていて非常に興味深い。やはり人間、努力してなんぼ。俺も頑張らないとね。

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