マッドマックスの客ノリ
同じ映画を4回見ると客ノリが毎回微妙に異なって面白い。昔から書いてる通り、コンサートや演劇だけじゃなく劇場での映画鑑賞も一期一会。それをまた改めて実感した。
ちなみに俺が立ち会った中で客ノリが一番良かったのはユナイテッドシネマ豊洲の4DX。まあ、あれは映画の内容に加えアトラクション要素を含むから客の反応が大きいのも当然だけど、それより俺の近くに座ってた一人の女性が完全に映画の世界へ入り込んじゃってて、ショックシーンでちょいちょい悲鳴を上げてたのが実にいい感じだった。特にスプレンディドのシーンの悲鳴は最高。正にグッジョブ!
あと初日のTOHOシネマズ新宿。俺の2つ隣ぐらいに巨大なポップコーンを持った男が現れ予告編の間中ボリボリ派手な音を立てて食い散らかしてた。こいつ、本編始まっても食い続けるんじゃあるまいなと警戒してたものの映画が始まったらピタリと手が止まり、最後の最後まで食わずに映画が終わっちゃった。あ、静かなシーンでちょっとだけ食ってたかも。いずれにせよ、ジョージ・ミラー演出は客にポップコーン食うヒマを与えないという事実に触れ、それが逆に印象深く感動的だった。
しかし毎回、観客の女子率が非常に高い。それもカップルとかじゃなく1人だったり3人組だったり。で、終わったらすげーすげーと熱く語り合いながら劇場を出てくる。俺、関係者じゃないけどそれが妙に嬉しい。あと、みんな口々にギターの奴最高って言いながら帰っていく。あれを最高って言っちゃう辺りがマッドマックス支持者のIQの低さを如実に物語る。
え? 俺? あんなクソ最高な奴、今まで観た事ねえと思ってるに決まってるじゃん。分かりきった事聞くんじゃねえよ!
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