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2015年9月 7日 (月)

墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便

150907

P・P・リード著の生存者をAmazonで探してたら関連書籍としてこれが弾き出され、ちょっとチェックしたらカスタマーレビューの評価がすこぶる高い。JAL123便墜落事故に関する書籍はそれこそ無数にあるけど、正直言えば一冊も読んだ事がない。ただ、これだけユーザーの支持を集めるって事は良い本なんだろうなと思いつつ生存者と同時に購入。

広く知られてる通り日航機事故では遺体の損傷が激しく、五体満足だったのは全体の1/3程度で残る300名以上の被害者はバラバラだったり炭化してたり、人の中に人がめり込んでたりと凄惨を極め、身元確認が非常に困難だったそうな。これは事故当時群馬県警で身元確認班長を務めた刑事官による壮絶な現場ルポ。

著者が元警察官という事もあり遺族の心情を重んじてデリケートな文体で書かれているものの、地獄絵図の様な現場の状況がひしひしと伝わってくる。猛暑の8月にほとんど冷房が効かない体育館の窓という窓を暗幕で覆い(写真週刊誌の盗撮を防ぐ為)、時には遺族に罵倒されながら数百体の遺体と不眠不休で向かい合ったというんだから現場関係者の心労たるや大変だったと思う。もう、あまりに凄過ぎて無責任な感想は書けない。

ただ、一つ書かせていただくと犠牲者520名中20数名いたという外国人犠牲者の遺族の反応が非常に興味深かった。必死の検屍の末にようやく身元が確認され遺族へ連絡し、遺体引き渡しの話をするともう身内は天へ召されたので遺体の処理はお任せする。事故現場へ埋めていただいても荼毘に付していただいてもいいという返答だったらしい。日本人なら歯1本でも持ち帰って供養したいと思うのが普通だろうし、その為に検屍官が奮闘する訳だけど、外国人は遺体にさほど執着しないのね。

まあ、宗派によって違うとは思うけど、そうやって割り切る事が出来るならその方が合理的なのかも知れない。遺体の空輸ってもの凄く金かかるらしいし。

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