2015年9月に観たWOWOW録画BD及びレンタルDVD
アライブ 生還者、ノスタルジア、ザ・レイド GOKUDO
以上3本のみ。8月末から読書モードに入ってしまい、本を結構読んだ分だけ映画鑑賞が疎かになってしまった。たった3本なのでしっかりレビューを書きますか。
アライブ 生還者はウルグアイ空軍機571便遭難事故に関する史実に忠実なドキュメンタリー。この事故は生存者の人肉食によって全世界へ知れ渡る事になったものの、その一点ばかりに焦点を合わせるのは違うという制作者サイドの意向も充分理解出来る。とは言え、本作にせよハリウッドで映画化された生きてこそにせよ、人肉食の地獄をさらりと流しちゃうのも違うんじゃないかな~と俺自身は思わされたり。
そういう意味じゃ事故の全貌から人肉食に関する事まで克明に網羅したP・P・リード著の生存者へ軍配を挙げざるを得ない。ただ、手っ取り早く史実を知りたいならこのドキュメンタリーを観るのが一番効率的って事は先日も書いた通り。
タルコフスキーのノスタルジアを観るのは約30年ぶり。初見の時から凄え映画だと思いつつもストーリー展開が面白いほど記憶に残ってない。ただ、映像の印象度が強烈で生涯忘れられない画の連続。ストーリーよりも画面に映し出される白壁の質感が記憶に残った映画はノスタルジアが最初で最後。その事を久しぶりに見返して再認識。そして今回も白壁の質感や水面のジメジメ感ばかりが心に残り、ストーリー展開は記憶の彼方・・
ザ・レイドGOKUDOは昨年末、閉館寸前の新宿ミラノ2で観たものの夜勤の谷間という事で爆睡してしまい、ほとんど記憶に残ってない。先日WOWOWで放映されたので改めて観たら、前作ザ・レイドは一本筋が通ってて魅力的だったけど今回はやや散漫。印象的に登場する日本のヤクザも添え物的でイマイチ活きてこない。これじゃ好演してるエンケンさんやミズタクが可哀想。断片的に良い所は良いけど、トータル的に点が線になってない印象で凄く勿体ない。
さておき、読書に明け暮れてたら未見のWOWOW録画BDが20本近くへ膨れ上がってきたので、今読んでる広瀬隆氏の東京に原発を!を読み終えたら速やかにBD&DVD鑑賞モードへ移行予定。
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