WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT
当初、劇場で観る気はなかったもののチケット持ってて観に行かないのはマヌケ過ぎるのでTOHOシネマズ府中で鑑賞。立川の爆音上映も気になったけど立川シネマシティはムビチケ非対応。だったら新宿で観ようかと思いつつ、別にTOHOシネマズ新宿へ行けばデカいハコで観られる訳でもないし、府中だと自宅から車で30分程だから都合いいやと思って。
で、入場の際にポストカードサイズのステッカーをくれた。こういうのはコレクター的に嬉しいね。
肝心の中身について。ファン的にワールドツアー3rdのバックステージ風景やオフショットは凄く楽しめたし、恐らくブルーレイが出たら買うと思う・・けど、純粋に映像作品としてどうかと言えば点は辛くなる。
例えドキュメンタリーでもストーリー性は必要で、それが無いと単なる映像日記になってしまう。これは正にそんな感じだから、優れたドキュメンタリー映画と言うよりはライブビデオの映像特典レベル。yahoo!映画に似たような辛口レビューが書いてあったけど俺も同感かな。
あ、一応書いておくとドキュメンタリーにおけるストーリー性ってのはいわゆる物語と別物ね。目標に至る過程とか努力とか苦悩とか、そこを乗り越えての成功とか。そういう筋立てがあると記録映像にもエモーションやカタルシスは生まれる。残念ながら本作は時系列順に記録映像が羅列されてるだけなので、俺みたいなファンにとって嬉しいお宝映像でも、Perfumeを全然知らない人が観て楽しめる作品に成り得てない。
引き合いに出すのはどうかとも思ったけど、Perfume関連ならNHKで2010年に放映された東京ドーム初公演のドキュメンタリーはそういう作りがしっかり出来てて素晴らしかった。セオリー通りとは言え、リハ段階の失敗を視聴者へ提示しつつ本番では成功するパターンを幾つも見せてる。だからこそ終演後のカタルシス・感動に繋がるのね。さすが国営放送、この辺そつが無い。
今回のドキュメンタリーがダメとは言わない。ただ、同じ素材でも更に良い物は作れたんじゃないかな~と俺なんかは思っちゃう。まあAKBのドキュメンタリーも良くなったのは2本目からなので今後に期待か。
ところでゼブラさん宛て私信。LA公演の会場前でゆうこさん写らなかった??
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