チャンスに弱い男
日曜日の話。野球部の試合でメンツが足りずに初の選抜メンバー入り。選抜どころか入部直後に左肩を壊し、ようやく治ったと思ったら椎間板ヘルニア&左膝の違和感で万年故障者リスト入り野郎だから試合出場自体初めて。
ちょいちょいバッティングセンターへは行ってるからそこそこ打てるけど、守備面ではゴロもフライも捕れない役立たずなので外野を守らせていただく。ウチのピッチャーは優秀なので外野に球が飛んでくる事がほとんど無くて安心。まかり間違って俺の所に球が飛んできたら凡フライでも走者一掃の大ピンチなんで。
打席は4回巡ってきて、ヒットを打てずとも一応前に打球が飛ぶから進塁打にはなったし、フォアボールを選んで出塁し、味方のタイムリーで本塁へ生還し得点にも貢献。こんな調子で中盤までは楽しんでたものの、どういう運の巡り合わせか同点で迎えた最終回二死満塁の場面で俺の打順が回ってきた。
草野球だろうが何だろうが、こんなシビれる場面でバッターボックスに立たされるのは生まれて初めての経験。もう力が入り過ぎちゃって、さっきまで凡打でも一応は球をバットに当ててたにも関わらず空振り三振ですよ。もう泣きたくなるぐらい悔しくて悲しい・・
しかし、10人足らずのチームメンバーが見つめるだけのシチュエーションでさえ心臓が口から飛び出る程のプレッシャーがかかるのに、テレビ・ラジオで数百万人が注目するプロや高校野球で結果を残す選手って一体どんな精神力してるんだろ。
ちなみにツーストライクノーボールのカウントになった瞬間、3-4x10月の振らなきゃ始まらないよの台詞が脳内を駆けめぐった。見送り三振よりは空振り三振の方がマシか・・ 悲しい事に変わりはないけどね。
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