3/3
つい先日、1975年に10枚のみプレスされたというフリクションの前身、3/3のアナログ盤がヤフオク出品され落札価格は120万オーバー。こういう取引内容ってコレクター的には凄く楽しめるんだよなあ。今の情報化時代、音源だけならタダでも入手出来るのにオブジェとしてのオリジナル盤に価値を見出し大枚はたいてしまうマニアの存在は尊く、他人と思えない。
但しこのアルバムは何年か前にCD化されててオリジナルに拘らなければ普通に視聴可能・・という事で、どういう内容なのか気になりAmazonで買ってしまった。実際に聴いてみると正にフリクションのプロトタイプ。ただ、1975年ってロンドンパンク発祥以前の時代だから、その時期にこの音で勝負してたフリクションの独創性はハンパじゃねえなあ、と。逆に、その先見性故に一般大衆の支持を得られずブレイクする事がなかったバンドなのかなあと思ったりもりして。
アナーキーの歌にある通り、何時の時代も本物はなかなか分かっちゃ貰えないって事ですかね。
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