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2016年3月15日 (火)

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

スラムドッグ$ミリオネアに引き続き8年遅れの感想文だけど、こちらも良かったな。なお、スラムドッグ~との優劣を決めるのは野暮なので止めておく。どっちも面白いし甲乙付け難い。

しかし初めてエイリアン3を観た時にはデヴィッド・フィンチャーが本作含め続々良作を送り出す奇才として大成するとは夢にも思わなかった。まあ、色々調べていくとエイリアン3でのフィンチャーの役回りは交代劇に次ぐ交代劇の末に抜擢された雇われ監督らしいので、あの映画の責任をフィンチャーひとりに押し付けるのはお門違い。あ、ちなみに初見じゃ激怒したけど今はさほど嫌いじゃないよ、エイリアン3。俺も丸くなったな。

話は戻ってベンジャミン・バトン。こういう奇抜なアイディアが主軸の作品って受け入れられる人とそうでない人が真っ二つに別れるからwebを見渡せば案の定、正に賛否両論。これはもう仕方ないけど、無責任な批判文に触れるとイヤミの一つも言いたくなる。

出来上がった映画に文句垂れるのって凄く簡単で、逆にアイディアを絞り出し具現化するのは恐ろしく困難。そんな事も知らず文句だけは一人前だけど恐らくこんなアイディア生涯思い付かないだろうし具現化する力もねえだろ、と。

でもそれは作り手が受け手へ言うべき事じゃないから、俺とて自作へ向けられた批判なら真摯に受け入れ、言い返すような事は絶対にしないし出来ない。

但し、愛すべき他者の作品への批判に対しては一塊のシネフィルとして胸を張ってもの申す。結局、貴方は何も分かっちゃいないんだ!ってね。

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