フラガール
またまた今更だけど数日前WOWOWで放映されたから録画して観た。何だろうねえ。こういうダメダメ集団が本気になって力を付けていき、最後は大団円という紋切り型の大道に無条件でハートを射貫かれてしまう要因は世代なのかな。
このテの作品の場合、展開が分かりきってて中盤以降を通勤途中に観るのは危険・・というか無謀。但し序盤は問題なく観られるから夜勤明けの帰宅中に観始め、教え子へ暴力をふるった父親にコーチが掴みかかる辺りでもうダメだと判断し鑑賞中断。そこから先は自宅で酒飲みながら観て、もうアホみたいに号泣。作品としての善し悪し以前にホント、俺ってこの展開に弱い。
前にも書いた気がするけど、がんばれ!ベアーズやスクールウォーズに代表されるこの定型パターンの元祖が何なのか凄く気になる。群像劇じゃないけどスミス都へ行く(1939)も正にそうだし、下手したらサイレント時代にさかのぼる必要があるかも。ああ、思い返せばキートンやロイドの諸作品もこのパターンが多いや。
あしたのジョーをはじめとする梶原先生のスポ根マンガも原則的には同様のスタイルだし、昭和世代の俺らはこの定型パターンを無条件に受け入れてしまう感性を遺伝子レベルで擦り込まれてるんだろうね。
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