2016年5月に観たWOWOW録画BD
バトルヒート、大魔神、大魔神怒る、大魔神逆襲、リアリティのダンス、ジュピター、ディス・イズ・オーソン・ウェルズ、偉大なるアンバーソン家の人々、上海から来た女
以上9本。何かに気をとられると映画鑑賞本数が一気に減ってしまうのは俺の悪しき傾向。
バトルヒートの事は既に記憶が飛んでて、相変わらずトニー・ジャーのアクロバティックなアクションは素晴らしいな~位しか印象に残ってない。
大魔神シリーズは恥ずかしながら初見。いずれも面白くて、ステレオタイプの典型とは言え毎回毎回憎たらしいお殿様が最後には大魔神にズンズン踏み殺されちゃうから実に気持ち良い。そういう意味じゃ反体制の映画とも言える。
リアリティのダンスは好きな部分もあるけどCGの多用に若干興醒め。ホーリー・マウンテンでは感じられたスペクタクル感がCGだと全く感じられない。ホドロフスキーの思い描いたイメージを理想的な形で具体化するにはCGが有効なのかもしれないけど、俺はそこに違和感を覚えてしまった。そういうのが気にならない人は陶酔出来るのかもしれない。
この辺りで俺のベビメタ狂いが始まり、約半月の小休止を経てウォシャウスキー姉弟の新作ジュピターを観る。こっちはCGのビジュアルイメージが面白くてスカイアクションシーンとか凄く楽しめた・・けど、トータル的にはよく分かんない。お話もさほど魅力的じゃないし。
そしてまた唐突にアート系へ軌道修正してオーソン・ウェルズ大会。俺、不勉強だからウェルズ作品は市民ケーンと黒い罠しか観ておらず、今回WOWOWで未見作品4本+ドキュメンタリー1本を放映してくれたので良い機会だから全部観ようかと。
偉大なる~にせよ上海~にせよ作者にとって不本意な形でしか現存しない作品という事で真価を掴みきれなかったものの、パンフォーカス+ロウアングルの移動撮影は正しくウェルズ印。スタイリッシュなライティングも相まって実に格好良く、重量感があり、カメラマンとして凄く勉強になる。
ちなみに今はフォルスタッフを観てる最中。ドキュメンタリーではこれがウェルズの最高傑作とか言ってて、ちょっと斜に構えて観てるけどこれは確かに凄い作品かも(まだ半分しか観てない)。
【追記】
今Wikiで調べたらウォシャウスキー兄弟(からの姉弟)って二人とも性転換して今じゃ姉妹なんだってね。シェ~! 知らんかった・・
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