懐かしのプレスシート
アナログレコードネタを書いたら俺的にちょっと盛り上がったので、第二弾として今も後生大事に所有してるプレスシートをご紹介。
昔から映画関連グッズとしてはプレスシートって常に不人気で、俺の知る限り1万オーバーの高額品が皆無に等しく、どんなに古くてどんなに人気の高い作品でも上限6000円程度で取引されてる。
ちなみに1950年代のプレスシートは単色刷りの味気ない物がメインで、正にプレス関係者用の解説書って感じだったから不人気なのも頷ける。ところが60年代半ば辺りからミニポスター的なスタイルに変わり、俺はそれなりに魅力を感じてる。
でもヤフオクとかで傍観してても高額に跳ね上がる事はまずない。逆にそれって好都合なんじゃね?? と思いつつ初期イーストウッド作品のプレスシートをホイホイ入手したのが10年近く前だったかな。
荒野の用心棒。見ての通りB4版二つ折りで、それが更に折られた四つ折り状態にもかかわらず6000円前後で入手したから、折れが無く状態が良ければ1万をオーバーするかも。
B3サイズの夕陽のガンマンと続・夕陽のガンマン。これなんかもっと高値で取引されても良さそうなもんだけど、夕陽のガンマンは5000円ぐらい、続夕陽は折れが入ってるから3000円ぐらいだった。メチャ安って事もないけど、これがチラシになったら数10倍の価格に跳ね上がる。レアリティ云々を度外視すればチラシ同様、時代の息吹を存分に感じられる魅力的なアイテムだと思うな。
かなり気に入ってるから世界堂で買ったアルミフレーム付きのパネルに収めて保管してるけど部屋に飾ったりはせず、常に世界堂のビニール袋へ入れたまま。紫外線で色褪せるのがイヤなんで。
この華やかな魔女たちは状態良好で折れなし。だから6000円ぐらいした。これのチラシが業界でも幻扱いされてる超稀少品で、公開当時も極端に少ない枚数しか出回らなかったらしい。
で、このプレスシートがチラシ代わりに配布された時期もあるそうで、そちらにはスカラ座のスタンプ館名が押されてる。過去何度かヤフオクで見かけたけど30000円ぐらいで落札されてたっけ。但し、これと全く同じモノなので俺は別に欲しいと思わない。
奴らを高く吊るせ!。二つ折り状態だから2-3000円で入手。これと全く同じ絵柄の館名入りB5版チラシが美品でヤフオクに出たら間違いなく50万オーバー。それが倍以上のスケールで数千円なら買いでしょ?
マンハッタン無宿。チラシは相変わらず高いけど、これも確か2-3000円で買った筈。
真昼の死闘。絵柄はチラシと全く一緒でサイズは2倍のB4版。これも折れてるから2000円程度で入手。
ここまで紹介してきたプレスシートの中で折れてないのは夕陽のガンマンと華やかな魔女たちのみ。やっぱりデカいからみんな折って持ち帰っちゃうんだね。
激突!。チラシも同じ絵柄だけど真っ赤な単色だからこっちの方が高級感ある。これも残念ながら四つ折り状態。安かったけど。
悪魔のいけにえ。入手した後で知ったけど、このB4版プレスシートには復刻版が存在する。これがオリジナルか復刻なのかは比較対象がないので判別不能。ただ、何とな~く復刻じゃないのかな?とは思ってる。1000円程度で買ったからどっちでもいいや。
出た、スナッフ。70年代を代表する最低映画ですね。小学生の頃、これと同柄のポスターを中野名画座で見つけた時はもうホント観たくてねえ・・ でも成人映画だから入場は叶わず。後にレンタルビデオで観たけど時間の無駄だったな。
この時期のプレスシートって例外なく端の方にタイトルロゴが幾つも印刷されてる。これ切り取って宣伝に使って下さいって意味なのかな??
【追記】
ちょっと気になってオークファンで履歴を調べたら今年3月に円谷英二特技監督作品のプレスシートが10万近い高値で落札されてた。そう考えるとゴジラ1作目とか、もっともっと高額なプレスは沢山あるかも。
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