2016年9月に観たWOWOW録画BD(BSプレミアム録画BD・レンタルDVD含む)
限りなき追跡、悪夢探偵、名探偵登場、名探偵再登場、トップハット、悪夢探偵2、地球攻撃命令ゴジラ対ガイガン、踊らん哉、ジョニー・オクロック、誰も知らない、ラブ&ピース、映画みんな!エスバーだよ!、太陽の傷、風に立つライオン、REX恐竜物語、愛・旅立ち、式日、ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃、野ゆき山ゆき海べゆき、全身小説家、ガメラ 大怪獣空中決戦、ガメラ2 レギオン襲来、ガメラ3 邪神覚醒、乱気流/タービュランス、奇跡のシンフォニー、ファンタスティックプラネット、鰻の男、殺人者はバッヂをつけていた、狙撃者、悪魔のいけにえ吹替版、ギャラクシー・クエスト、マックィーンの絶対の危機、父パードレ・パドローネ、サン・ロレンツォの夜
以上34本。うち半数が邦画という邦画月間。そんな訳で邦画を中心とした寸評なんぞを。
悪夢探偵シリーズはweb検索したら悪評だらけだったので保留してたけど俺は好きだな。確かに1作目のhitomi嬢は大根だけど我慢出来ないレベルじゃないし、塚本監督特有のパワー感や不思議感覚が魅力的だった。
ゴジラ対ガイガンはねえ・・ お子様向けゴジラの典型で、これはこれで有りなのかもしれないけど俺は陶酔出来ず。更に遅ればせながら平成ガメラ三部作も観て、こっちは良かったな。多方面で語られてる通りシン・ゴジラのルーツがここにもあったのかと気付かされたり。ちなみに2作目だったか、EVAと全く同じカットが幾つか見受けられたのでEVAのルーツでもあるのか?と思ったら時系列的にはEVAの方が先だった。EVAを平成ガメラがリスペクトし、シン・ゴジラがそれをまたリスペクトする。輪廻転生だね。
WOWOWで録画したREX恐竜物語と愛・旅立ちの2本はなかなか観る気になれず、ようやく重い腰を上げての鑑賞。多方面で最低映画の名を欲しいままにするREX~は・・ うん、確かに世評通りの結構なお手前でございました。
逆にマッチ&明菜の愛・旅立ちは2時間オーバーという事で相当覚悟して観始めたものの舛田監督の何処まで本気で何処までが狙いなのか分からない演出スタイルに妙な味があり最後まで楽しめてしまった。傑作じゃないけど怪作。ノストラダムスの大予言に相通ずる部分もあるな。
是枝監督の誰も知らないも良かった。火垂るの墓と鬼畜を足して2で割ったようなハードストーリーに目が離せずグイグイ引き込まれる。カンヌが平伏した柳楽優弥君はじめキャスティングが素晴らしく、特にYOU嬢はホントに育児放棄しそうで正真正銘のハマリ役。実際はそんな事ないみたいだけど。<当たり前
で、先月最も印象に残った邦画は園子温監督のラブ&ピース。こちらも賛否両論なれど俺は支持派。上手く魅力を説明出来ないけど好き。そうとしか言いようがないなあ。
クライマックスのスローバラードもあざといと言えばそうなんだろうけど規制曲を巧みに引用するタランティーノを彷彿とさせる。・・と言うか、ここ一番の所で好きな名曲を無断借用しちゃう自主映画的なノリが感じられてツボに来た。うん、良い幕切れじゃないですか。堂々と胸を張って万人に勧めたりせず、密かにヘビロテしたくなる作品。俺にとってはね。
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