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2016年11月14日 (月)

赤い疑惑の通勤途中鑑賞、中断

昨日ネタにしたTwonky Beam、BDプレイヤーからの動画転送は問題なく出来たものの暫く使わないうちに全動作のレスポンスが悪くなってて非常に使い勝手が悪い。更にApp Storeで検索かけても引っかからなくなってるし、配信終了しちゃったのかな。それなりに使えてたアプリなので残念無念。

さておき表題の件。環境はイマイチなれど折角転送した動画だし、通勤電車の中で他にやる事もないので赤い疑惑の12.13話を観る。しかしながら13話の途中で中断を余儀なくされた。

赤い疑惑は改めて解説する必要がない昭和を代表するメロドラマなので当然ながら泣かせ演出の雨アラレ。11話を観た時、この程度なら通勤途中に観ても問題なかろうと判断したんだけど13話はちょっとヤバ過ぎた。

設定としてはヒロインが余命半年の白血病で、周囲は皆その事実を知ってるのに本人だけが知らない。もう、これだけで泣かせのシチュエーションは無限に作り得るけど13話はクリスマスシーズンが舞台になってて、ヒロイン幸子が来年も、結婚してからもクリスマスはお母さんと一緒に過ごしたいな~とか言うわけ。

来年のクリスマスが幸子に訪れない事は視聴者だって分かる。そこでお母さんが幸子に気付かれないよう涙ぐんだりして。うわ~やべ~と思いつつ、そこは何とか持ち堪えたけど物語終盤、今度は母娘の二人で寂しくクリスマスを過ごしてる所に三浦友和が友人たちを連れて雪がちらつく玄関先にホワイトクリスマスを笑顔で歌いながら現れるの。あ~!もう無理無理無理!!って事で鑑賞中断。言わずもがな続きは自宅で酒飲みながら鼻水垂らして鑑賞。

今後、物語展開が悲劇的な方向へエスカレートしていくので、もう通勤途中に観るのは無謀。俺、本来このテのお涙頂戴ドラマは嫌いな筈なのに、こうも術中にハマってしまうのは制作者サイドが何のてらいもなく直球だけを投げ込んでくるからだろうな。

昭和の、特に70年代に作られたテレビドラマには一部の例外を除き変化球がない。もうアホみたいに直球で、しかもど真ん中ばっかり攻めてくる。そして80年代以降、それだと時代のニーズに合わなくなり変化球を多用したドラマが横行し始めて今に至る。だからこそ古き良き時代の真っ直ぐなドラマが俺ら世代のハートに響くのだ。

なお、最終回の第29話は9歳当時の俺が号泣させられ、たった一度しか観てないのに今も克明に細部を覚えてたりする。ガキの頃の俺にとっては衝撃的過ぎる幕切れだったからなあ。13話の時点でオイオイ泣いてるぐらいだから3週間後、約40年ぶりに大泣きする事は決定的。まあ、たまには昭和のメロドラマに泣かされるのも悪くない。

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