さらばZO-3
手放すの早っ。
半月程度で見限った要因はここにも書いた内蔵アンプのパワー不足と、ストラップを使って立ち弾きする際はネックを水平に保つ必要があり、少しでもバランスが崩れたらボディ側へズルッと傾いてしまうのでこりゃあ弾き難いやと思って。そして、手持ちのギブソンやエピフォンにミニアンプを繋げた方が断然良いという結論に達して放出。
結果、入手時より約1000円高い価格で落札された。とは言え手数料や送料でアシが出るから利益はゼロ(むしろマイナス)。それでも半月間のレンタル費と考えれば安いもんかな、と。昔から気になってたZO-3の使い勝手も体感出来たし、それなりに有意義な買い物であった。
で、懐かしい物を引っ張り出してくる。
20年以上前に買った携帯用ミニギターアンプと秋葉で買った激安マイク。確か当時3-4000円(マイクの方は確か4-500円)で、アンプは前の職場で宴会芸に使ったら微力故に騒々しい宴会場だと全く音が通らず、仕事仲間がスピーカー部分にハンドマイクを当ててくれた事を思い出す。
性能も値段相応で、パワー不足に加えてボリュームを最大に上げると不自然な程に音が歪む。そんな訳でギターアンプとしては全く活躍機会がなかったものの一時期、別の用途で大活躍した。
2001年にバセドー氏病で甲状腺切除手術を受けた際、声帯に影響が出てしまい2ヶ月ほど蚊の鳴くような声しか出なくなり、職場へこれを持ってって仕事仲間と会話してた時期がある。いや、冗談抜きにこういう物が無いと数メートル先の人にも俺の声は伝わらなかったんで。
おかげで職場のコミュニケーションに支障を来す事はなかったものの、古株の間では今でも笑い話のネタにされる。確かに笑うしかない状況だけど当時は必死。声が出なくなった経験のある人じゃないと絶対に分からないだろうな~
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