ブレードランナー2049
かなり評判が良いので観てきた。確かに良作だと思ったけどオリジナル程には陶酔出来ず。
1982年制作のオリジナル版はレイモンド・チャンドラーの進化形然としたハードボイルドな佇まいやルトガー・ハウアー扮する強烈な敵役が何よりも魅力的で、そこが今回やや希薄かな~と思ってしまった。但しオリジナルを継承する無国籍のビジュアルイメージとジメジメ感は特筆すべき見事さ。
それと観てる間はさほど長いと感じなかったものの、やはり163分という長尺は俺的にマイナスポイント。体調が万全じゃなかった事もあってちょいちょい意識を失っちゃったし、これは改めてレンタルBD借りて見直すかWOWOW放映を待つ必要あり。
で、今は手元にあるオリジナルのファイナルカット版BDを再見中。やっぱ、こっちは文句なしに最高。しかしオリジナル版の舞台背景って2019年、今から2年後なのね。何とも感慨深い。
そう言えば俺、10数年前にアンドロイドは電気羊の夢を見るか?を読んだ筈なんだけど何一つ覚えてない。記憶力悪過ぎだわ。
それにしてもオリジナル版でデッカードが日本食屋で4つ注文して店員の爺さんに2つで充分ですよと言われた物が何なのか気になり過ぎる。画面上に登場するのは追加注文したヌードル(うどん)だけなので。う~ん・・ 寿司なら2つで充分とは言われない筈だし・・
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