BABYMETAL LEGEND - S - 洗礼の儀 初日レビュー
まずは旅の目的でもあるライブのルポなんぞを。
芸能ニュース等で報道されてる通り、今回の広島公演はYUIMETALがまさかの病欠でSU-METAL・MOAMETALの二人体制。この事実がTHE ONE事務局からのメールで公表されたのが開場の約2時間前で、俺はホテルのチェックインを済ませグリーンアリーナへ向かう広電の中で知った。
まあ衝撃が走りましたわ。周囲のファンもその話で持ちきりだし。事務局のメールには公演中止も検討したとか書いてあったけど、そりゃ無理でしょ。一人20000円の高額チケット売って広島に約15000人呼んじゃったんだから。仮に公演中止なんて事になったら暴動が起きるよ。そんな事もあり、始まる前は異様な緊張感が漂ってた。
会場に入るとステージの造形がもの凄く、何というかAクラスの舞台演劇のセットを想起させ、高い入場料を取っただけの事はあるなと思わされる。
約30分押しで公演スタート。当然ながら出てくるのはすぅさん・もあちゃんの二人だけで改めてゆいちゃん不在の寂しさを感じつつ、一体この先どうなってしまうんだろうと不安視させられたものの、一曲目のIDZが始まってからはさほど違和感を覚えなくなった。周りの客もそうだったんじゃないかな。もう、みんな脳内でゆいちゃん補完してノリまくってる印象。
主役たるすぅさんの歌声も勿論素晴らしかったけど、今回の一番の功労者はなんと言ってももあちゃん。以前読んだインタビュー記事で、2014年の武道館初日にゆいちゃんがステージから落下した時は私が二人分踊るしかないと思ったと答えてた事を思い出し、あの時の何10倍も頑張る姿を見ておっさんマジ泣いたわ。
特に驚いたのはセトリから外されるだろうと思ってたBBM曲がもあソロで披露された事。イントロが流れた瞬間、会場全体がどよめいたもんな。あれはホント、良い物を見せて貰ったと思ってる。
完全無欠の状態で堪能出来なかった事は確かに残念だったけど、それを補って余りある二人のパフォーマンスに触れて俺は心底感動した。Webを徘徊しても絶賛の嵐だね。一部不満の声も上がってるみたいだけど、あれ観て楽しめないんだったらもうベビメタファン止めた方が良いよと正直思う。それぐらい素晴らしいライブだった。
ところで今回は洗礼の儀への参列という事で入場者に三種の神器が配布され、これを着用しないと入場出来ない。それが一体どんな物かと言うと、まあこんな感じ。
ちなみにアリーナスタンディングではこうやってしっかり着用してる人はほとんど居なかった。だって暑いんだもん。こんなの着けて暴れたら熱中症で死んじゃうよ。ただ、マスクにはLEDライトが仕込まれてて一部の楽曲で赤や白に光るので、その時だけは被ってた。
このLEDライト、家電品のリモコンでも光らせる事が可能。SONYのリモコンだと白に暗く一瞬光るだけなんだけど、シャープのリモコンなら押してる間中、赤く明るく光ってる。これは面白い。以後、飲み会のネタに使うかな。
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