BABYMETAL NO RAIN, NO RAINBOW
NO RAIN, NO RAINBOW
作詞:YUSHIFU-METAL MK-METAL NAKAMETAL
作曲:YUSHIFU-METAL
どうして眠れないの? どうして夜は終わるの?
いらない何も明日さえも 君がいない未来
どうして笑ってたの? どうして寂しかったのに?
誰も知らない本当はただ そばにいてほしかった
絶望さえも光になる 止まない雨が降り続いても
絶望さえも光になる 悲しい雨が虹をかけるよ
どこまでも
二度と会えないけど
忘れないでいたいよ
夢が続くなら覚めないで
どうして笑ってたの? どうして寂しかったのに?
誰も知らない本当はただ 会いたい それだけだった
絶望さえも光になる 止まない雨が降り続いても
絶望さえも光になる 悲しい雨が虹をかけるよ
今も
止まない雨が心満たすよ
いつまでも
この詩を読んだ人は十中八九、失恋ソングなんだろうなと思う筈。俺もそう思ってたし、恐らくはコンポーザーもそういう意図で作り上げたんだと思う。
ところが、広島公演ではこの曲が披露される前にこういうナレーションが入る(webで拾った記述を転載)。
「絶望」
この世界を一瞬にして漆黒の闇へと
陥れた一筋の閃光は
人々から希望の光を奪った
光を奪われた人々の心には
止まない雨が降り続き
天を黒く染めた
だが止まない雨は無い
黒く染まった天の奥から
人々の心に虹の光が差すように
悲しみの向こう側には
喜びが待っていると信じて
希望の光の訪れを願って
これはどう考えても1945.8.6の暗喩。そして原爆ドーム間近のグリーンアリーナで、広島出身の歌姫が熱唱した瞬間、胸を引き裂かれるような鎮魂歌へと変貌する。以来この曲を聴き返すと、黒い雨降りしきる爆心地に虹が架かる情景が思い浮かび、涙が止まらない。
完全に後付けだとは思う。それでも結果的に多くの人を感動させ、大切な何かを思い出させてくれるという意味で、こういう解釈も有りなんじゃないかと思わされる。
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