カメラを止めるな!
はい、観てきました。な~るほど、こういう構成の作品なのね。評判が耳に届いてきた段階で完全に情報をシャットアウトしたから素直に楽しめたし、想像とは全然違った。
俺がネタバレするとシャレにならんので内容については触れず、なるべく控えめに書くけど最初俺は凄く斬新な構成を持つ新感覚の作品なんだろうと思ってた。ところがいざ蓋を開けてみたら手作り感満載で、言ってみれば古典的な手法の作品なのね。
それでもアイディアは巧みで、目の付け所が360度回って非凡。確かに今まで無かったタイプの新種ゾンビ映画と言っても差し支えない。ウソだと思ったら劇場へGO! 人によって好みが分かれるだろうけど俺は好きだな。あと、恐らくは全ての支持派と同様にもう一度頭から観返したくなった。
ところで製作者と原作者が権利問題で揉めてるみたいなwebニュースが出回ってるけど、やっぱり売れてしまうとこういう事態に発展しちゃうんだな。荒野の用心棒とかもそうだし、大してヒットせずひっそり公開されてれば良かったんだろうけど、金と名誉が絡むとどうしてもね。
でも制作者側は特にごねたりせず円満解決を目指してるみたいだし、折角の良作が金の問題でイメージ悪くなるのは勿体ない話なので、穏便に事態が収束する事を映画界へ僅かばかり立ち入った経験のある業界人の一人として陰ながら祈らせていただきます。
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