Perfume 7th Tour 2018 「FUTURE POP」 @徳島 2018/10/24.25
此方がPerfume FPツアー徳島公演の会場、アスティとくしま。画像だけ見れば都心部のイベントホールと何ら変わらない印象なれども地図で確認すると最寄り駅がなく、最も近いJR高徳線二軒屋駅からでも徒歩15-20分の距離。しかもそれまでの道のりが住宅地というか田舎道というか何というか・・ 大型イベントホールは駅近くの開けた場所という首都圏感覚を根底から覆すロケーションにカルチャーショック受けまくり。
実際に会場入りしてみるとかなり横長で、スタンド席は全体の2割程度という結構な変則パターン。恐らくPTA枠は全てアリーナで、一般や当日券がスタンドという割り振りだったんじゃないかと。あと、本ツアーでは唯一SOLD OUTがアナウンスされない会場と言うことで客入りが懸念されたものの、9割以上埋まってるように見受けられたので何も問題ないかと。
今回のライブ参戦にあたり俺の中でのテーマとしては、曲に合わせて手を上げたり手拍子したりの動きを極力排し、ステージ上の三人のシンクロ度をじっくり堪能する事だった。あれはあれで嫌いじゃないけど、自分が動くとどうしてもステージへの注意力が散漫になるので。
初日に俺が割り振られたのはアリーナ16列目101番というかなり端の席で、三角形のフォーメーションだとセンターと下手が完全に被って直線上に見える。まあハズレと言えばハズレなれど、結果センターと下手の二人のシンクロ度がガッツリ確認出来るので今回の俺的には当たりだった。で、その重なった二人のあり得ない程のシンクロ度に驚愕。華麗でしなやかで可愛げがあり美しい。古い言い方だけど、一糸乱れぬ舞踊とはこれほどまでに人を感動させる物かと改めて思わされた。
で、今回感じたのは近年の曲の振り付けと旧曲の振り付けには全く異なる味付けが施されてるなって事。今の三人が旧曲を披露したら完成度が凄いんだろうなと思いつつ観てみると、あまりそういう印象は受けなかったりする。
要はMIKIKO先生の振り付けが三人の成長に合わせ進化してて、よりシンクロを意識した内容になっているからなんだと思う。だからこそ近年の曲のダンスは揃ってる感が凄い。神ヤスタカの楽曲も冴えてて特に歌詞が面白い。そこにライゾマの近未来的ビジョンが加わり総合芸術としてのチームPerfumeが完成する。相変わらず唯一無二のステージングだわ。
ちなみに本公演はNHKで放映されたReframeの丸々1時間MC無しを踏襲した語りの少ないストイックな構成で公演時間も少し短め。でもこれが良かった。何時もだったら4曲やって長いトーク、3-4曲やってまた長いトークというほぼトークショーの展開だったのに今回はスタイリッシュな曲が休みなしで続くからカッコイイPerfumeを十二分に堪能出来る。
勿論、比率が変わっただけで楽しいMCもしっかり披露してくれるし、そのバランス感が個人的には心地良い。あと、オッサンもう歳だから公演時間が短いのは好都合だったりもする。いつだったか、立ちんぼで2時間45分付き合わされた時はさすがに終盤堪えたもんな。
これも毎回書いてるけど連日新ネタを用意してきて、更にしっかり客の笑いを取るトークセンスはホントに凄いと思う。YouTube掘ると初期の初期から三人のトークは冴えてるし、このアメとムチの様な構成が病み付きになるんよ。特にMCは毎回違うから飽きずに何度も参戦したくなるという。
全通目指しちゃうコアなファンには遠く及ばずとも今年は非常に良くPerfume公演へ足を運んでて今回で5.6公演目。12/12の横アリにも行くから計7公演。これは今までの新記録か。さすがに年末の追加公演は見送るけど来年以降、またツアーが企画されて都合が付けば逝っちゃうと思う。
ただ残念ながら体力に陰りが見え始め、遂に膝が痛くて何度もジャンプ出来なくなってしまった。去年まではオルスタ最前付近で圧縮に耐える事もなんとか出来たけど、もう無理かもしれないな~ 歳を食うって悲しい・・
【追記】
でもピカピカ輝きマウス(チュッ)では飛んだ・・つーか、あ~ちゃんに飛ばさせられた。あの人、煽り巧過ぎじゃろ・・
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