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2018年11月15日 (木)

インスタント袋麺の歴史を学習する

現在イオンではチキンラーメンと日清焼そばが復刻版パッケージの5食入りで売られてて、チキンラーメンに関しては外見だけが復刻版パッケージって事が分かってる。どうせ焼そばの方も中身は現行パッケージなんだろと思ってたら、こっちはしっかり単品も復刻仕様で、バラ売りされてたので1つ購入。

ちなみにこのタイプのインスタント焼そばはフライパンに少量の水を張り、煮込むような形で麺をほぐしていき水分が飛んだら完成って事になってるけど、この方法だとなんか上手くいかないので俺は普通の袋麺同様に鍋で茹で、湯切りした麺をフライパンで少々炒める形で作ってる。これも下手するとフライパンに麺がへばりついて失敗するけど火加減さえしっかりすれば先の煮込みスタイルより成功率が高い。俺の場合は、だけど。

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で、表題の件。プロジェクトXにせよ少し前にNHKで放映された安藤百福さんのドキュメンタリーにせよ、どうしても日清食品の目線で話が進行するので業界全体の流れはイマイチ掴めない。仕方ないけど日清以外は全て競合他社扱いだからね。

そんな訳でWikiを参考にして、インスタント袋麺の歴史を時系列順に追ってみた。

まずゼロを1に変えた日清食品チキンラーメンの誕生が1958年8月。次なる革命は味付き油揚げ麺から粉末スープ別添タイプへの変貌になる訳だけど、これの元祖が1962年の明星ラーメン(後の明星チャルメラ)。それに追随する形で1963年にエースコックのワンタンメン、1966年にサンヨー食品のサッポロ一番しょうゆ味が誕生。

王者たる日清食品がこのスタイルを取り入れ出前一丁を発売するのは1968年だからかなり後発。この辺が面白い。勿論それぞれが強力な商売仇だったんだろうけど持ちつ持たれつというか切磋琢磨というか、各社のアイディア合戦と販売戦略が業界全体の底上げへ繋がっていくという。当の企業は大変だったろうけど我々消費者には有り難い話。

あと興味深いのは明星食品が1961年(日清カップヌードル誕生から遡ること約10年前)、既にカップ麺の開発へ着手してたという事実。Wikiには開発を断念した明星が、後に親会社となる日清食品に市販カップ麺第一号の道を譲るとしか書かれてないので、ここの相互関係は掴みきれず。加えて先の粉末スープ別添が主流化した史実を見るだけでもインスタントラーメンの歴史=日清食品の歴史とは言い難い事がよく分かる。

まんぷくは日清食品創立者をモデルにしたドラマだから当然ながら日清を中心に、時には脚色を交えつつ物語が進行していく訳だけど、この辺の史実も念頭に置いて観た方がより一層楽しめそうな気はするね。

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袋麺に関して言えば日清、明星、サンヨーと比較し影の薄い感があるマルちゃんブランドでお馴染みの東洋水産についても少し調べてみた。創業は1953年でインスタント食品事業の開始が1962年。今もスーパーでよく見かけるマルちゃんカレーうどんの発売が1966年。俺と同い年か。

ただ古くから全国的に販売されてるマルちゃんの袋麺ってこれぐらいで、あとは地方限定商品が多い印象。ハイラーメンとかね。しかしながらインスタント冷やし中華の先駆けで、俺も大好きなマルちゃん冷しラーメンがやはり1966年誕生。これは侮れない。

なんか・・ 全然酒飲んでないのに飲んで書いてる時と同じぐらい収拾が付かなくなってきた。結局、俺が文章を綺麗にまとめられないのは酒のせいじゃなかったという事か・・

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