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2019年1月30日 (水)

サスペリア

一昨日TOHOシネマズ新宿で観てきた。キャパ120程度のハコなれども平日の昼間に8-9割の客入り。両隣に見ず知らずの人が座ってるシチュエーションでの映画鑑賞は結構久々。平日の夜、ガラガラの都下シネコンで観る機会の方が圧倒的に多いんでね。

取り敢えず公開直後なのでネタバレを考慮し、内容についてはあまり触れず話を進める事にする。

昨今のリメイク版としてはロボコップ並の支持率かな。今の時代オリジナルに忠実過ぎるリメイクにあまり意味が無い事はキャリーが証明済みだし、そういう意味じゃ意識的にオリジナルとは作品カラーを一変させた制作サイドのスタンスに間違いはないと思うし好印象でもある。

ところがYAHOO!あたりのユーザーレビューを覗くと賛否真っ二つで否定派はボロクソ言ってる。それはまあ何時もの事なれども俺自身の意見を言えば中立かな~と。良作ではあるもののオリジナルが好き過ぎるので遠く及ばずの印象も否めず、と。

1977年に公開されたダリオ・アルジェント版サスペリアは正に観る覚醒剤で、観客は視覚と聴覚を終始刺激され続けて観終えた時には気が狂ってるという重要危険物。しかも意味が全く分からない。

今も語り草になってるアパルトマンの冒頭シーンは少なく見積もっても300回以上観返したけど、バレエ学院を逃げ出した女学生が悪魔の手先らしき奴に惨殺されるのは分かるとして、彼女を受け入れた住人の女性が何に怯え、何から逃げて叫び続けてるのか誰にも理解出来ない。で、ここが重要なんだけど、その支離滅裂さが作品の質的向上の役割を担ってる。

あのアパルトマン、実在するのか作り込んだセットなのか知らないけど色彩もデザインも完全に狂ってる。そこへ幻想的な原色照明が加わり、ゴブリンの奏でる狂気のサウンドが流れ続けるという。あれこそ時代が生んだ奇形的作品としか言いようがなく、今の時代に再現は不可能。だからこそオリジナル崇拝者の否定的意見も理解出来る・・けど、リメイク版も良作には違いないので否定出来ずって感じ。

個人的な事を言えば2時間半オーバーの上映時間がやや苦痛だった。おかげで集中力がちょいちょい切れてしまったし、これは後にBD/DVDないしWOWOW放映で観返す必要があるかも。

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