ボヘミアン・ラプソディ
世評によるとクライマックスが号泣必至という話で、いい歳こいて劇場でオイオイ泣きたくないから保留してたものの既に封切りから結構経ってるし、夜の地方シネコンなんぞガラガラだからおっさんが泣いてても問題なかろうと思いつつ遅ればせながら鑑賞。結論から言えば目がウルウル程度で済んだから命拾い(?)
初期の不遇の時代とか全く描かれないし、順風満帆なサクセスストーリーがサクサク展開する印象を受けたのは長丁場の朝ドラに付き合い続けてる影響が無きにしもあらずか。メンバーとの軋轢やゲイ問題以外にも苦悩するエピソードが色々描かれた方が作品の重厚感は増すんじゃないかと思ったりしたけど、そういう事すると3時間オーバーの超長編になっちゃうからこれ位が丁度良いのかも。
それでもやっぱりクライマックスのLIVE AIDは文句なしに感動的。もう、ここへ至る為だけに全編構成された作品と言っても過言じゃない。これもwebで拾った記述の受け売りだけどLIVE AIDのシーンは再現性がハンパないんだってね。そういう意味じゃオリジナル映像を繰り返し観まくったオールドファンであれば号泣モノなのかも。
で、ちょっとホンモノが観たくなってYouTube検索したらすぐ出てきた。こりゃ凄え。確かに再現性が尋常じゃない。恐らくピアノの上に置かれたペプシの紙コップとかも含め完全再現してるんだろうな。
手持ちのライブラリーを物色したら2015年にWOWOWで放映されたQUEENのライブ映像を2編発見。今宵はこれ観て在りし日のフレディのパフォーマンスに酔いしれようかと。
しかしリリース当時ボヘミアン・ラプソディが保守的な上層部に全く受け入れられないエピソードも描かれるけど、時代を先取りし過ぎると仕方ないのかも知れない。俺が初めてボヘミアン〜を聴いた時は全身総毛立ったもんだけど、その頃はもう大傑作としての評価が確立されてたからなあ。あと今さっきWE WILL ROCK YOUを聴き直したらあの曲、たった2分しかない。名曲に長い短いは全く関係ないね。
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