断酒前夜
買い置きの酒は一合半程のそば焼酎雲海を残すのみ。今夜こいつを華麗に飲み干したら俺の断酒生活はスタートする訳だけど早々に挫折しないよう今までの失敗例と、2011年から今へ到るまで苦もなく続けてる禁煙のスタート時を思い返してみる。
そもそも何で断酒が上手くいかないのかを考えると最大の理由は時間を持て余すからだと思う。禁煙スタート時もタバコを吸えない事以上に、今までタバコ吸ってた時間をどう過ごせば良いか分からずムズムズした事を思い出す。
例えば俺は職場での勤務時間中、間違いなく小一時間は喫煙所に居た。1本吸う時間が4-5分だとしても10本吸えば4-50分になるからね。禁煙すれば当然そこへ行く必要がなくなり、暫くは勤務時間が小一時間長くなった様な錯覚に囚われた。これは家飲みを止めた時の感覚と非常によく似てる。
あれを克服出来た要因は何だったか自己分析すると強い意志が最重要ではあるものの、タバコを止めた事で生まれた空白の時間をどう埋めるかにかかってたんじゃないかな、と。
休みの日に自宅で酒を飲み始めると車での外出が一切出来なくなる。そりゃ電車やバスを利用すれば遠出も可能だけど面倒臭いから結局ダラダラ飲み続けちゃう。これがいかん。
逆に言えば、酒さえ飲まなきゃ昼でも夜でも真夜中でも映ちゃん号で何処へだって行けるからまずはアクティヴに動く事。これが効果的かなと思ったり。地元のシネコンで積極的に映画を観たり、気になる宿題店を頻繁に巡るのもいいか。但し食い歩きはウェイト増加に繋がるので、外食するなら他でバランスを取る必要があるけど。
今はナイト会員のスポーツクラブを終日会員にスイッチして長時間入り浸るのも有り。あと不健康だけど1パチなら大して金も飛ばないから家で飲んだくれるよりはマシかもしれん。
自宅に居る時間も何かに集中すればよかろう。数年前に買ってしまい込んであるブルースコードの教則本を引っ張り出してきて練習に勤しむのも良いか。ギターの腕が上がり、アルコールも控えられるから正に一石二鳥。ま、そんな感じで今度こそ上手くやりますわ。
しかし連日飲んでたストロング缶チューハイを止めたら全く腹を下さなくなった。やっぱあれ、口当たりは良いけどあんまり体に良くないみたいね。
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