今日は別に変わらない
明けまして令和って言えばいいのかな。なんか普通に夜勤を務めながら新元号の瞬間を迎えてしまったので浮かれモードになりきれない俺。
とは言え昭和から平成へ移行した時に比べたら巷は断然おめでたムードで、これはとても良い傾向じゃないですかね。同世代のみならず昭和を知ってる貴兄ならご存じの通り、あの時は常軌を逸した自粛ムードで公共の場じゃ口が裂けてもめでたいとか言える雰囲気ではなかったからなあ。そう考えると明仁さんの英断は大正解で、天皇即位はこのパターンの定番化が理想的なのではと無責任に思ったりして。
で、表題の件。昭和が終わり平成の幕が開ける頃、俺は真性の反体制になりきれずとも反体制を気取り、反体制に憧れて頭脳警察の古いレコードを聴いたりPANTAさんのライブに追っかけレベルで通い詰めたりしてた。で、昭和天皇崩御直後PANTAさんのソロライブで表題曲がセトリへ加わる。知る人ぞ知る頭脳警察のシングル盤・孤独という言葉の中に(ATG映画・鉄砲玉の美学の主題歌)のB面。今時の言い方をすればC/Wですか。
別に反体制の曲ではないんだけどPANTAさんお得意のシニカルなスタンスで巷のムードを皮肉るのにタイムリーなタイトルを持つこの楽曲を蔵出し演奏したであろう事は容易に想像が付く。当時の俺はそのロックな姿勢にシビれて自粛Fuck、PANTA万歳と豪語し悦に入ったもんだけど、今はもう角が取れて真ん丸に近い人間だから新元号の捉え方も相当異なる。まあ、各々が新しい事を始める良いキッカケになればいいんじゃないのって感じ。
俺も折角だから何か始めようかな・・と思いつつ、今は取り敢えず夜勤明けで3日間の私的小型連休スタートを祝して飲んだくれ中。起き出したら無意味に溜め込んでる書類の一部でも整理し始めますかね。
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