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2019年5月31日 (金)

70年代アニメのキャラクターたち

最近のなつぞら、咲太郎兄ちゃんの言動が寅さんを思わせるという声が多いみたいだけど俺はむしろ寅さんにインスパイアされた70年代アニメのキャラクター達を連想してしまう。ど根性ガエルの梅さんや南先生が正にあんな感じだし。あと、北海道編の番長はゴリライモか。いずれにせよ70年代アニメのリスペクトなんだろうなと勝手に解釈してる。

で、来週からいよいよアニメ編スタート。公式サイトで出演者をチェックすると高畑勲さんっぽい人や宮崎駿さんっぽい人が居たりして、この人たちがヒロインとどう絡むのか楽しみ過ぎる。ちなみにWikiによるとなつのモデル奥山玲子さんは高畑・宮崎両氏の先輩にあたる。なるほど、先輩の目から見た若き日の天才達という図式がこのドラマのひとつの核になってるんだな。

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で、高畑・宮崎絡みでWOWOW放映の母をたずねて三千里も欠かさず観てる訳だけど実はイマイチ乗り切れなかったり。同様に両氏が手がけた赤毛のアンにも乗れなくて、その要因が一体何なのかと言うと主人公が情緒不安定気味で感情移入出来ない事に尽きる。何つーか自分勝手過ぎるんよ。恐らく原作通りなんだろうけど、そこが俺にとってはネック。

あとビックリしたのは若干9歳の主人公マルコが普通に葡萄酒を飲んでる事。しかも大人が薦めたりしてる。イタリアという国民性の違いもあるとは思うけど今これをやったらSNS炎上必至。逆に言えば子供に酒を飲ませる事も笑い飛ばせるだけ70年代は大らかな時代だったという事か。

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