薬漬け野郎
表題の件で即座に思い付くのはロイ・シャイダーがボブ・フォッシーの分身を演じたオール・ザット・ジャズのシャワーシーン。毎朝カセットテープでビバルディの弦楽四重奏を聴きながら水に溶かすタブレット状の胃薬と多量の興奮剤を飲むシーンが繰り返し描かれるので、初見の中二時代に強く脳裏へ刻み込まれた。結局あの人は体ボロボロになって早死にしちゃうから、これって良くないんだなって事も含めてね。
あのアメリカ映画じゃお馴染みの胃薬、我が国でも輸入品を扱うドラッグストアへ行けば合法的に入手可能らしいけど内訳はハッカ水みたいなザックリした物なんだと。それならソルマックや液キャベ等の国産内服液の方が薬品として優秀かも。おかげさまで最近はあまり世話になる事がないけど、今の職場へ入った直後は連日連夜の飲み会で二日酔いに苦しみ、それこそ常備薬のように服用してた時期もあったっけ。
市販薬はさておき、医者から処方され6-7年飲み続けてる薬があるのでちょっとご紹介。
抗血小板剤バイアスピリン。血液を固まり難くする作用があり、一過性脳血栓で緊急入院してから延々飲み続けてる。血が固まり難いって事は傷が治り難くなる弊害もあるので、切り傷が出来た時とかは数日服用を控えるよう言われてる。カプセルの方は胃薬。バイアスピリンってかなり刺激の強い薬らしく、胃荒れの防止に同時服用した方が良いんだと。
チラーヂンSはバセドー氏病の放射線治療後から服用を義務付けられた甲状腺機能低下を補う薬。こちらも7年近く飲み続けてて、去年だったか薬を切らして1ヶ月ぐらい飲まなかったら甲状腺機能が低下して医者から教育的指導を食らった。だから暫くはこいつもサボらず飲み続ける必要あり。
ここまではさほど問題視する事もない。問題は以下の市販薬。
相変わらず偏頭痛と歯痛が治まらず、これの前に買ったセデスハイを飲み尽くしたので追加で買った頭痛薬のド定番バファリン。増量キャンペーン中で40+10錠の計50錠で1000円以下というコスパの高さが魅力。眠くなる成分も含まれてないらしく夜勤続きの俺様には好都合なれど、常用は危険と説明書にも書かれてるので痛みが我慢出来ない時のみ服用するよう心がけてる。
数ある睡眠導入剤の中で俺が愛用してるのはこれ。そこそこ効いてくれるものの異常に喉が渇き発汗も激しく、悪夢を見る事が多い。まあ色んな意味で良い薬じゃないんだろうけど夜勤続きで昼間無理矢理寝る為、こいつの世話になる事は少なくない。但し、これも連日飲んでると効きがどんどん悪くなる。
で、ここ最近ドリエルの効きが悪くなってきたので代わりの何かを・・と地元のマツキヨで物色し、目に止まったのがこいつ。睡眠薬じゃなく鎮静剤で、どんなもんかな~と思いつつ昨日試したらまあまあ眠れる。でも発汗と悪夢はドリエル同様だったな。どんな夢を見てたか全然覚えてないけどロクな夢じゃなかった事は確か。ちなみにウットってのは抗うつ剤の暗喩かね。
睡眠薬や鎮静剤は脳に直接作用する成分を含むからこういう弊害が生じる・・けど、寝不足で夜勤へ挑むのは辛いので世話にならざるを得ないという悪循環。
生活サイクルがしっかり夜勤モードへ移行出来た時はこんな物に頼らなくても寝られるんだよね。今は残念ながら夜勤モードへ移行しきれてないので薬漬け状態。死にゃしないだろうけど前記通り何も良い事がないので1日も早く夜勤の生活サイクルを定着させねば・・
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