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2019年7月31日 (水)

高畑勲展

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俺、こういった展示会はササッと短時間で出てきちゃう事が多いのに、結局2時間ぐらい居たのかな。特にハイジの資料コーナーは30分ぐらい居座ってた。やっぱり俺の中じゃ高畑勲さんと言えばハイジを作った人という認識が最も強いので。

メモ書きとかの貴重な資料も魅力的だったけど、何と言っても一流アニメーターがさらっと描いた(ように見える)直筆原画の発するオーラが強烈。凄まじい量をこなす絵描きの職人芸とでも言うべきか、緻密に描かれた絵画や巨匠の漫画原稿とは異質の魅力があって長時間眺めてても全く飽きない。ちなみに画像にある豪華パンフレットは2300円とかするものの、ほぼ全ての展示物が網羅されてるので満足度は高い。

朝ドラの影響・・というか便乗に近いんだろうけどWOWOWあたりじゃ母をたずねて三千里が放映中だったり、つい先日も太陽の王子ホルスの大冒険や火垂るの墓が放映されたり。ちょっと観返したくなり数10年ぶりにホルスを再見したら作品の質云々よりも限られた予算と時間の中で生み出されたであろう雰囲気が前面に出ちゃってる印象を受けた。物語展開が駆け足だったり、最も作画枚数を要するであろう壮大なアクションシーンが止め画で構成されてたりするんで。裏事情を知りすぎると作品を素直に楽しめなくなるから情報過多も善し悪しだな。

火垂るの墓も部分的に再見。全編観返すのはキツいからポイントポイントで観たけど改めて凄えなと。高畑さんの分身たるなつぞらの坂場君が提唱する主義主張は全てここに集約されてる事を感じる。好き嫌いで言えば決して大好きな作品ではなかったりするものの、圧巻のリアリズムという点で言えば文句の付け所がない。

しかし世評を見渡すとお涙頂戴とか言っちゃってる人が相当数居るけど一体何処が??と正直思う。恐らくは泣かされちゃったからその人の中じゃそういう結論に達したんだろうけど、お涙頂戴の真逆に位置する作品ってのが俺の価値判断。それもまあ個人の感想に過ぎないので誰の同意も求めないけどさ。

ちょっと話がズレちゃったな。とにかくジャパニーズアニメーションの礎を築いた才人の足跡を辿る貴重な展示会なので興味がお有りの貴兄にはお薦め。なお月曜は休館日なので、行こうと思った方はお気を付けあれ。

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