PEDRO DOG IN CLASSROOM TOUR@宮城2019/07/17
予想通り・・つーか予想以上に良かった。整理番号19番という事で年甲斐なくまた最前付近にロックオンしたらもうあり得ないほどの爆音で歌のピッチが合ってるんだかリズムキープ出来てるんだかさっぱり分からず、ただただロックスピリッツだけがハートにグサグサ突き刺さるというロックフリークには最適な環境で堪能する事が出来た。うむ、アユニ嬢は当て振りじゃなくしっかりベースを弾いてて、その能力が相当上がってる事を肌身で確認出来ただけでも遠征の意義があったというもの。
しかし最前付近でレッドゾーン振り切った爆音を体感したら24時間以上経過した今も耳鳴りが治まらない。経験上あと2日もすれば元に戻ると思うけど最近あらゆる身体的耐性の低下を痛感してるので少々危機感を覚えて帰宅直後にイヤープロテクター、いわゆる耳栓を楽天で購入しちゃった。8月の渋谷公演にも参戦するんでね。
客層を拝見すると俺みたいなおっさんも結構居るけどトータル歴に若い。故に圧縮がキツい上、ベビメタだと途中で皆ヘバるから辛いのは最初だけなのにPERDOでは最初から最後までみんな元気だから体力の消耗と発汗が激しい。終演後、着てたTシャツが汗で重いと感じたのは2-3年前のクロマニヨンズ参戦時以来かも。ライブ映像を観る限りBiSHの客ノリには付いていけない印象なれどもPERDOの客ノリは純粋にロックしてて良い。この輪の中になら入っていけるぞ。
とは言えPEDROは期間限定ユニットだから何時まで観られるか分からない。それでもベースの演奏能力を身に付けてしまったアユニ嬢を今後ロックシーンが放っておかない筈。今は上り調子だけど将来的にBiSHというグループが空中分解する時期は訪れるだろうし、もしそうなった時もベースという武器を携えて生き残っていける逸材だと思わされた。
惜しむべくは歌唱力に難あり。BiSHでは初期に比べそこそこ歌えるようになった感があるものの、結局あれってパート割りの1/6をこなせばいいから上達したように思えただけで、ピンで1ライブこなすにはまだまだ能力不足。それでもベースプレイと歌唱力と、更にコンポーザーとしての才力に磨きをかければ大化けする可能性ありありなので精進していただきたく。アユニさん、期待してまっせ!
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