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2019年8月 3日 (土)

ヒルダ

なつぞらに登場する、神をつかんだ少年クリフのキアラってのは日本アニメ史に精通してる人には説明不要の、太陽の王子ホルスの大冒険のヒロイン・ヒルダが元ネタ。

実際、このキャラクターデザインの決定は相当難航したらしく、先日行ってきた高畑勲展にも展示されてる奥山玲子さんが描いた初期デザインを見るとかなり目つきのキツいキャラになってる。同時期に宮崎駿御代が描いたヒルダの容姿もほぼ同一線上で、そこへ助け船を出した森康二さんのデザインが高畑さんに絶賛され採用の運びとなったのは朝ドラで描かれた通り。

更に言うとWiki情報によればホルスが興行的に不振で参加スタッフに賃金面でのペナルティが与えられるってのも史実通りらしい。後にホルスは再評価を受ける事になるんだけど経済学的には致し方ないんだろうなぁ。初期ルパンやヤマトやガンダムも似たような運命を辿ってるし。

で、朝ドラに登場したヒルダの分身キアラのデザイン画の説得力がハンパなく、それはまあ俺らがヒルダというキャラクターの本来の姿を知ってる事も要因なれど、あれを描いたのって小田部羊一さんご本人なんですと。これはもう説得力あるどころの話じゃない。何しろ全世界が愛したアニメ版ハイジの生みの親ですからねえ。

ちなみに俺自身のヒルダ観を述べると、言うほどハートに来なかったってのが正直なところ。この辺はジェネレーション・ギャップというか、進化形に魅せられた後にホルスという作品を観てるから仕方ない所ではある。ヒルダの進化形として即座に思い付くのは未来少年コナンのラナ、或いはルパン三世カリオストロの城のクラリス。宮崎御代の分かり易いアプローチによる、可憐さと芯の強さを併せ持つヒロイン像に触れた後ではヒルダって少し古い印象になってまう。

でも俺らより1.2世代上のアニヲタ(なんて言葉が無かった時代)にとってはヒルダの影響力たるや絶大だったらしい。だから俺、ホルスを観る前から・・どころかホルスという作品を知る前からヒルダというキャラクターの事は知ってた。何故なら姉貴が持ってた故・和田慎二さんの単行本に収録されてる数多の短編にヒルダの事が幾度となく書かれてたから。曰く、ああいうヒロイン像って当時の漫画映画では有り得ないほど画期的だったんだと。

その一点に着目すると新たな発見があったりするのかな~と思いつつ、つい先日再見したばかりのホルスを再度観返すのも一興かなと思ったりして。

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