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2019年10月13日 (日)

BABYMETAL / METAL GALAXY 極私的レビューその2

はい、続き。前記通り、DA DA DANCEの礎となるユーロビートは骨太ロックフリークを自認してた若き日の俺にとっては言わば敵国の国歌みたいなもんで今も拒否反応が出るのは致し方ないところ。しかしながら歌っているのは紛れもなく自国のディーバで、その声は何処までも澄んで美しい。こうなると拒む心と惹かれる心が混在して脳内カオス状態で、もう訳わかんね~!どうにでもなれやフォウ!ってなる。この感じ、分かるかな?わっかんねえだろうな~

匿名掲示板でベビメタもJ-POPの大道へ遂に魂を売ったか、みたいな記述が幾つか見受けられたけど、それはちょっと違う気がする。そもそもユーロビートなんて周回遅れ、どころか3周遅れレベルの文化遺産だから今となっては大道から完全に外れてるし。

ではDisc1のリード曲としてユーロビート調J-POPを選んだチームベビメタの思惑は何なのか。これはもう聴き手を思いっきり裏切るという手法によって聴き手が望む意外性を具現化したのではないかと。すなわち360度どころか720度回って顧客の期待に応えたという。非常に分かり難い表現になっちゃったけど、端的に表す便利な日本語がありますね。正に羊の皮を被った狼ですよ。

極めて初期からチームベビメタは意外性を武器に戦ってきたクリエイター集団だと個人的には認識してる。周回遅れのJ-POPサウンド導入にせよその飛び道具の1つでありDisc1はその傾向が極めて顕著というのがMETAL GALAXYの超個人的分析結果。

DA DA DANCEのみならず6曲目Brand New Dayは全盛期の宇多田ヒカルリスペクト、8曲目 Night Night Burn!はラテン歌謡か、7 曲目↑↓←→BBABは昨今の椎名林檎調でボーッと聴いてると小洒落たPOP系なれども歌詞がファミコンの隠しコマンド。

↑↓←→BBABのみならず、いずれの曲も歌詞にメッセージ性が皆無。いや、ひょっとしたらすんげー深い意味があるのかも知れないけど俺には感じられない。この辺、ブルーハーツ時代のマーシーが書いたキューティーパイ(歌詞が円周率)を彷彿とさせる。とにかく一筋縄じゃいかない楽曲ばかりなのでDisc1のヘビロテが止まらない。スルメ曲という言葉があるけど噛めば噛むほど味が出るどころか、最初は無味無臭だったのに気が付いたら超濃厚こってり系背脂ギトギトラーメンに変貌してるという。

そんなに何度も聴かなきゃ良さが分からないなんて駄作認定って声もあったな。まあ、そういう解釈とてあって然るべきなので万人向けではない。俺がどんなに熱く魅力を語ってもその人にとって駄作という評価は揺るがないだろうし。繰り返し書くけど1回聴いただけじゃ絶対に真価を掴めない問題作という事は確か。アーサーCクラークが2001年宇宙の旅の序文に一度で理解出来たとしたら我々の意図は失敗したみたいな事を書いてたけどそれと同じ事。

フラゲ日からオリコンのアルバムデイリーチャートをチェックしてるけど8日が4位、9日が3位、そして10日が1位と右肩上がりなのが面白い。ゆいちゃんショックで離れてたファンが評判を聞きつけて戻ってきたという事か。このまま行けばウィークリーでベスト3に食い込むかどうか。それよりむしろ気がかりなのは何と言っても米ビルボードチャートですよ。全米ツアーの成果がどう現れるか興味津々。

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