ビーグル犬MAY 永眠
何というか、凄く唐突だった。昨日の昼過ぎに夜勤明けで目を覚ますと俺の部屋のクローゼットを前足でガリガリやってて(これ、エサをねだる時のサイン)何時もエサは夕方にやってるからスルーして地元のイオンへ食料品の買い出しに行き、小一時間もしないうちに自宅へ戻ったら様子が変わってて、凄く息苦しそうに立ち尽くしてた。
こういう時は大抵ゲボッとゲロ吐いてその後はケロッとしてるのに何時まで経っても吐かないし、立ち姿勢が凄く不自然だったから心配になり愛用のマットへ横たわらせた。するともう起き上がらず、エサは食わないし水も飲まない。
web検索すると犬がこういう行動を取る時は死期を悟った合図で、そのまま飲まず食わずで枯れるように死んでいくんだと。動物病院へ担ぎ込み多少の延命も可能らしいけど、それは自然死を妨害する行為に他ならないと言う記述もあり、俺も腹を決めてMAYの死は自然へ任せる事にした。
先のweb情報によれば、そんな状態が1-2週間続くとか書いてあるものの昨日の時点で感じた死の影はお袋が他界する前日に見舞った時の感覚と相違なかったので、何時もなら玄関先へ鎖で繋いで出かけるのに昨夜は暖房を効かせた俺の部屋へ寝かせておき、仕事中も気が気じゃなかったけど仕事は仕事と心を鬼にして勤め上げ、夜勤明けで足早に自宅へ戻ったらまだ生きててくれた。
ただ、嘔吐物と排泄物で全身かなり汚れていたので悩んだ末に風呂場へ抱えていきシャワーで洗い流し、暖房の効いた俺の部屋に連れ戻りタオルで拭いてやり、名前を呼びながら撫でてたら目を見開き、数回大きく息をして、そのまま動かなくなってしまった。今は俺の傍らで静かに眠ってるけど、なんかボーッと見てるとまだ息してるような気がするんだよな。全然動かないのに。
様々な小説やらマンガやらに死期の迫ったペットが主人の帰りを待って息絶える、みたいな事が書かれてて、そんなの夢物語だろと正直思ってたけど実際こういう経験をするとウソじゃないんだと思わされる。
以前も書いたけどビーグル犬の平均寿命は14.5歳。ウチのMAYは享年15歳8ヶ月(人間に換算すれば84歳ぐらい)。事故や大病で早死にする犬も多いから大往生ですよ。生前さんざんバカ犬扱いしてきたけど最後の最後は優秀な奴だったと心の底から思ってる。さらばビーグル犬MAY。あの世でお袋と仲良く。
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コメント
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カードコレクターであり、2002年ぐらいから日記を愛読しています。
MAYちゃん本当にお疲れ様でした。
ご冥福をお祈りします
投稿: Tsune | 2020年2月14日 (金) 01:24
>Tsuneさん
2002年って事はMAYを飼い始める前からご覧いただいてるんですね。ありがとうございます。最近はカード収集熱もダダ下がりで情けない限りですがつい先日も某レアカード1枚へ3万以上注ぎ込んで競り負けたりしてます。頻度こそ低いもののカードネタもチョイチョイ書いていきますので今後も暇潰しに覗いていただけましたら幸いです。
投稿: 映ちゃん | 2020年2月14日 (金) 14:33