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2020年2月13日 (木)

MAYの音楽葬

夜勤明けで自宅へ戻ってきたのが11:00頃。昨日依頼したペット葬儀屋が亡骸を迎えに来るのは16:00の予定。5時間あるし、昨日は3時間ぐらいしか寝てないから少し仮眠を取るかと思ったりしたものの今日明日と休みだし、こいつの肉体と共に過ごす時間も限られてるから夕方まで起きてる事にした。言わずもがな、ひたすら飲んだくれ。この15年間、俺が飲んだくれてる様を最も身近に見てきた奴だから相変わらずだなぁと思ってるだろうし、これこそが俺流の弔いよ。

思えば昨日からテレビの電源を一度も入れてないや。どうせ何を観たって頭に入ってこないし。逆に延々音楽を流してるな。

こういう時に思うのは俺にとって映画は第二の父、音楽は第二の母だなぁと。優れた映画は人生の糧となり魂を揺さぶる偉大な存在。名曲の数々は心が弱ってる時に全てを包み込んでくれる癒やしの存在。まあ、寂しくて仕方ないから音楽で気を紛らせてると言えなくもないけどさ。ちなみに今はPerfumeのGAME、ベビメタの1st、BiSHのFAKE METAL JACKETをひたすらヘビロテ。これが結果的にMAYの音楽葬にも成り得てる。気に入ってたか否かは知る由も無いけど、生前にひたすら聴かされてきた楽曲だからそれなりに楽しんでるんじゃねえの。

音楽と言えばMAYにまつわる曲が2つあって、1つはビートルズのLet It Be。もう1つはツェッペリンの移民の歌。Let It Beは15年前、ペットショップで引き取ったMAYを当時の映ちゃん号Z32で自宅へ連れて行く際あまりにギャンギャン騒ぐもんだから昔テレビで観た音楽セラピーの逸話を参考にカーステで流した曲。全然効果なかったけど。

移民の歌は仔犬時代にタオルの引っ張り合いをする際BGMに使ってた曲。犬ってのは習慣性の強い生き物だから遊ぶ時に何時も同じ曲を流せば音楽を聴かせただけで遊びをねだるようになるのでは?という実験ね。結果、移民の歌を聴かせるとムズムズするようにはなったけど遊びをねだるには到らなかった。回数が足りなかったのかも知れないな。せいぜい4-50回だったし。

今この2曲を聴くと個人的にメゲるのでお気に入りのPerfume、ベビメタ、BiSHだけ聴きながら葬儀屋の到着を待つ。結局は自分の為か・・

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