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2020年6月28日 (日)

ミニカーの歴史と高額アイテム

俺が何らかのコレクターズアイテムに興味を持った時の行動パターンは常に一貫してて、まず歴史を掘り、次に高額品を探す。多分にもれず今はミニカーの歴史を掘り下げてるけど、webの普及によって必要な情報を容易に得られる反面、探求の楽しさが損なわれた感とて無きにしも非ず。オールドタイプの戯言か。

で、得た情報によると世界最古のミニカーは1915年にアメリカで商品化されたフォードT型。1920-30年代にはヨーロッパで数多の玩具メーカーがしのぎを削ったらしいけど、この時代のミニカーが高値で取引されてるという記述は見当たらない。レアリティはさておき需要がないという事だろうか。

現在グローバルスタンダードとなっている1/60スケール前後のミニカーは1950年代に登場。世界のトミカが誕生する約20年前ですか。この時代の人気アイテムはそれなりに高額取引されてるみたいだけれども7ケタには及ばずの印象。コンディションによってそんな値が付くケースもゼロじゃないんだろうけど少しweb検索したぐらいじゃ全然ヒットしない。

ちなみに世界最高額のミニカーという語句で検索するとヒットするのは宝石がちりばめられた特注品とか純金製とかそんなのばっかり。いやいや、俺らコレクターのハートを揺さぶるのはそういう代物じゃないんだよな。もっと訳の分からない理由で高額になっちゃった物の方が断然面白い。

諸説あるけど世界最高額のベースボールカード、ホーナス・ワグナー選手のタバコのオマケカードは当のワグナーさんが嫌煙家でタバコメーカーへクレームを付け、早期回収された事により希少性が出て、後に天文学的な値が付いたんだと(現在約3億円)。

国内ミニカー界へ目を向けると香港トミカなるアイテムの逸話が面白い。国内だけじゃ生産が追い付かず香港の業者へ製造を委託したら出来が悪くて、早々に生産を打ち切った為MADE IN HONG KONGのトミカは少数しか出回らず、不人気車種は更に数が少ないのでマニア垂涎のレアアイテムと化したんだと。THE結果オーライ。

この辺の図式はどのコレクターズアイテムも大差ないね。初回版だの限定カラーだのとユーザーの購買欲を煽る商品は今も数多く作られ、それなりにマニアは食い付くけど、そのテのアイテムが将来的に激レア化する事はまずない。後に大化けするのは前記のような回収品や不人気商品といった訳あり物件のケースが多い。

昔は俺もそういったレア物に惹かれ、身の丈レベルの高額品を入手する事とてあったものの今はそういう意識が相当に薄らいだ。正しくは所有欲が薄らいだ。相変わらず興味はあるからこうやって歴史を掘り下げるし高額品の情報も熱心に求めるけど。

結局ミニカーをホイホイ買うのは安いからであって、例え絶版品でも2000円以上出すのは躊躇する。余程の事がない限りこのスタンスは変わらないと思う。こっちの世界も先人が多いし今さら天下なんて取れないんだから、コアな収集は諸先輩方へお任せしますわ。

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