2020年6月に観たWOWOW録画BD
ワンダフルライフ、奇跡、星を追う子ども、そして父になる、海よりもまだ深く、花筐/HANAGATAMI、海街diary、歌行燈、ロケットマン
以上9本。また鑑賞本数が減少傾向。去年から保留してた是枝・新海・大林大会を終えた事で気が緩んだのと、月末に86が納車されたらそっちへ意識を持って行かれたってのが正直なところ。
是枝監督作品って普通の人間ドラマはさほど琴線に触れないんだけどファンタジック路線と社会派は凄くツボに来る。先月観た中じゃワンダフルライフとそして父になるが強くハートに刺さった。逆に新海監督の正統派ファンタジーは残念ながら全然乗れなくて星を追う子どもも個人的にはピンとこない。
大林監督の戦争三部作もねぇ、良いんだけど俺には長尺過ぎて集中力が持たない。やっぱり俺の中じゃ大林監督と言えばHOUSEであり転校生であり時をかける少女の人、なんだよな。80年代中盤以降の作品を全然観てない理由もそこにある。勿論、観てない作品の事をとやかく言えないし不勉強なだけなのでコメントは控えるけど。
歌行燈は去年WOWOWで放映された成瀬巳喜男監督特集で唯一未見だった作品。1942年作って事は戦中か。それが凄い。物語自体は今となっては他愛の無い予定調和的な展開なれども、時折ハッとする様な画に魅せられる。この辺が小津、溝口に継ぐ世界の成瀬と言われる所以か。カメラマンとしても凄く勉強になる。
で、昨夜観たロケットマン。巷で言われてる通りボヘミアンラプソディーの既視感ありあり。作品としては嫌いじゃないけど、こう立て続けに打ち出されると偉大なるゲイの英国アーティストシリーズ扱いされても仕方ないところ。コンビニマンガの○○物語にも相通ずる物を感じるし。こうなると次はマーク・ボラン物語かシド・ビシャス物語かと勘ぐりたくなる。まあシドはあんま偉大じゃないけど。
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