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2020年8月13日 (木)

古い古~いシングル8フィルム

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数日前ヤフオクで落札したフジカシングル8カメラZX250。どうせ動かねえだろと思ってたら意外に状態良好で、アイカップが経年劣化で崩れかけてる事を除けば駆動は正常でレンズにカビもない。とは言え手元にはZC1000様が鎮座しておられるので実用機会は恐らく無い。

そんな代物を落札したのには訳があって、

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こいつらとの抱き合わせ出品だったから。サウンドカートリッジを装填可能なカメラは手元にないから実質6本。それでも完動品のZX250を含め2500円なら安いもんです。

ただ、問題はこのフィルム群の使用期限。最終出荷分ですら期限は2012年だからバリバリ期限切れ・・なれども銀塩フィルムって結構長寿で、どんなに時間が経過してても全く写らないって事はないらしい。勿論、化学変化を起こすので色調はグチャグチャになるし粒子も粗くなる。保存状態が悪ければフィルム同士が貼り付いてしまう場合もある。だから古いフィルムの入手ってある種の賭けだったり。

更に言えばオークションの備考欄に期限の記述がない。そりゃ問い合わせれば答えは得られるけど、ここは賭けを楽しむ精神で先方へ問い合わせる事なく落札。そして昨日届いた現物をチェックしたのだが、

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古い!

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古い!!

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古過ぎるーーーーーーーーーーーーー!!!!! 

特に82年て、学生時代に俺が8ミリで自主映画を撮り始める以前の代物だぜ(参考までに書くと処女作は1984年作)。

ただ前記通り、これが全く使えないって事もない。webで得た情報によると、古いスチルカメラに入ってたフィルムを近年現像してみると大阪万博(1970)の様子が記録されてた例もあるそうな。そう考えると有効期限が1982年の8ミリフィルムだって今も充分に使える・・筈。

でも四半世紀・・どころか半世紀に片足突っ込んだ長期間、どんな状態で保管されてたか分からない代物だからダメ元の精神で向かい合う必要はある。その裏返しで、今こいつらで何かを撮ったら一体どんな画が上がってくるのか興味津々だったりもする。

レトロ通販のサイトをチェックするとシングル8の現像代は1本3000円。HDテレシネは10分で約4500円。遊び半分で試すにはコストがかかり過ぎる。仮にダメだった場合の事も想定しつつ、写るか写らないか分からないフィルムを用いた短中編企画を立ち上げるのも面白い。

実現するしないはさておき、そんな事を考えるだけでも脳が活性化するから既に落札した意義ありありだったりする。2012年期限切れの5本と1997年期限切れの6本を含め手元にあるシングル8フィルムはトータル12本だから計画的に撮影すれば30分近い中編が1本作れる。さて、何か適当な企画を考えるだけ考えてみますか。

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