久々に薬師の大番でつけ麺
こちらも緊急事態宣言の真っ最中、仕事帰りに寄ろうと思ったら臨休で逝けなかった店のひとつ。真偽の程は定かじゃないがwebで得た情報によれば西武新宿線新井薬師前駅の再開発で丸長や大番がテナントで入ってる古い建物も近々取り壊されてしまうらしい。
いずれも地域民に人気のある店だから移転とかで生き長らえるとは思うけど、思い出深い旧店舗でラーメン食える残された時間はあと僅か・・と思ったら逝かずにいられない。
既に北口側は大規模な再開発が始まってて、南口も線路側の店舗が工事中。そうなると例え噂レベルとは言え、この古ぼけた建物が手付かずで済むとは到底思えず。名残惜しいけど、また昭和の風景が1つ消えていくんだなぁ・・
そして裏手へ回るとお目当ての大番が昔同様に佇んでいる。以前も書いたけどここは我が母校東亜学園のすぐ近くにあり、放課後や週末の部活前に腹ごしらえでよく利用した。確か2-3週間に一度は逝ってた筈。ラーメンもつけ麺も食ったけど比率的にはラーメン3:7つけ麺ぐらいだったかな。別にラーメンよりつけ麺の方が好みって事じゃなく、当時はつけ麺を食わせる店が今みたいに多くなかったのだ。
立川へ越してからも中野に来る機会があればちょいちょい利用してたものの、最後に来たのは約5年前。その時はお土産ラーメンだけ買って帰っちゃったから店で食うのは下手したら10年ぶりとかそんな感じ。
学生時代も卓上に置いてあった赤い香辛料、こんな名前だったか。容器は当時と同じだけど名前なんか付いてなかったので初めて知った。
なんか、随分とビジュアルの印象が変わったな。昔は確か皿もつけ汁の器も白かった筈。それと一気に思い出したけど俺ってば2011年に一過性脳血栓で緊急入院する前はラーメンもつけ麺もネギ・もやし抜きで食ってて、もやし入りつけめんを此所で食った記憶がないので確実に約10年ぶりだわ。
味はまあ古い記憶にあるつけ麺と大差ない・・けど、店主の代替わりもあるから昔のまんまじゃない。それでも昨今のつけ麺には珍しい固茹で細麺だったりトッピングのわかめだったり、アルミの急須に入った割りスープとかのスタイルは学生時代から何ら変わらず。
行列の出来る人気店じゃないし情報誌を賑わせる名店って事もない。しかしながら若き日に幾度となく食ったソウルフードの味を今も継承する思い出深い店という位置付けに変化なし。暫し東亜英健時代にタイムスリップする。
帰り際にメニューを見たらつけ麺は50円引きの小盛りも可能らしい。推定1.5玉の麺量が俺には少し多いので次回来る時は小盛りで逝ってみよう。その次回が何時になるか分からんけど。
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