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2020年9月22日 (火)

アルコールテスター

某・元メンバーの酒気帯び運転報道に触れ、ちょっと気になって飲酒運転の歴史を調べてみる。

1970年に罰則が科せられ(それまでお咎めなしだった事が驚き)酒気帯び運転が6点減点の一発免停、飲酒運転が15点減点で免許取り消しという時代が2002年まで続く。

その後は年々厳罰化され、2009年に酒酔い運転・減点35・5年以下の懲役または100万円以下の罰金、酒気帯び運転(0.25mg以上)・減点25・3年以下の懲役または50万円以下の罰金、酒気帯び運転(0.15mg以上0.25mg未満)・減点13・3年以下の懲役または50万円以下の罰金という現在の罰則が確立。それだけにとどまらず実名報道され仕事は懲戒免職、文字通り社会的に抹殺される。社会人ならそんな危ない橋は渡らない筈なんだけど今も飲酒運転絡みの事故報道は絶えない。それだけ頭のネジが外れた奴が一定数存在するって事なんだろうな。

俺も半アル中みたいな奴だけど一応常識人を自認してるので飲んだら乗らない、乗るなら飲まない。ただ、夕方まで飲んでて一寝入りして深夜に運転とか、明け方まで飲んで爆睡し、起き出して午前中から運転・・ってな事はよくやる。アルコールは完全に抜けてる筈だけど実際の所どうなんだろ?

で、こんなのを買ってみた。

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大昔にも似たような代物を買ったけど完全にオモチャで何の役にも立たなかった。それから約四半世紀の時が流れ、今じゃもう少しまともな物が売ってるだろうと思いつつ地元のヤマダ電機へ行ったらタニタ製で5000円のと、1000円のこれが置いてあった。あまりにも価格差が激しいので少し悩んだものの、結局は興味本位で精度は二の次だからリーズナブルなこいつを選択。

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まず飲む前に計測。勿論、数値はゼロ。そこでヱビスビールを一気飲み。

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わはは!上がった上がった。こいつは使えるかも。ちなみに10分ほど空けて再計測したら、

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なんか一気に数値が下がってる。そこでアーリータイムズの水割りを注入し再計測。

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おお~!すげえすげえ。今、映ちゃん号でドライブすれば俺の人生終わりだと思ったら結構スリリング。勿論そんな事しませんよっと。

問題は飲むのを止めてからどの程度ブランクを空ければ数値が規定値以下に落ちるか。今は楽しい晩酌中なので、もう少ししたらアルコール摂取ストップ後の経過を記録しようかと。

【追記】
はい、検証結果。20:50にアルコール注入を中断し、数分後の計測結果が0.225mg/L、その後は21:20に0.125、21:55も0.125、22:10で0.100、22:35に0.050、そしてジャスト2時間後の22:50に0.000となった。

この時点でちょっと実験的に取説記載の計測法(フーッと息を吹きかける)じゃなく、セクハラ上司になりきって生温かい息をぼえ~っと吹きかけてみたら0.125の数値へ逆戻り。やっぱあれって機械も嫌がる不快さなんだな。この方法で計測を続け23:10に0.100、そして23:30には何をどうやってもアルコールが検知されなくなった。2時間40分か。体感的にも酔いが覚めるまで2-3時間と認識してたので、それが数値で裏付けられた。

但しこれはオモチャみたいなテスターの結果でしかなく、高性能の計測器を使えば検知される可能性とてゼロじゃないので3時間ブランクを置けば運転しても大丈夫って事にはならない。飲んだ量や体調にも左右されるし、あくまでも参考データね。

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