ピッカリコニカで撮ったスーパーカーの写真
俺がピッカリコニカで写真を撮るようになったキッカケは恐らく1977年に晴海で行われたスーパーカーショー。wikiで調べると5/5-8開催って事になってるけど親父が脳卒中で倒れたのが5/1だから、その僅か一週間後にお袋が連れてってくれたとは思えないんだよな。ひょっとしたらもっと先に晴海で行われた別のショーだったかもしれない。
これを機に俺はカメラ片手に街へ繰り出し、地元の大通りに張り付いてスーパーカーが通るのを待ったりした。当然、そう簡単にはスーパーカーに遭遇出来ないから収穫ゼロの日ばっかり。それでも何か撮りたくて比較的遭遇率の高かったフェアレディ240ZとかケンメリGT(Rに非ず)とか、ヨタハチとかいすゞ117クーペとかの国産車を撮る事で欲求不満を解消した。国産ヒストリックカーに惹かれる基盤が出来上がったのはこの頃だな。何とも渋い趣味のスーパーカー小僧ですこと。
残念ながら当時の写真はほとんど残ってない。捨てたつもりはないんだけど、ないって事は何処かで見切りを付けて処分しちゃったんだろうなぁ。すんげー貴重って事もないから別にいいけど。
で、古いアルバムをチェックしたら小学生の頃に撮ったスーパーカー関連の写真が16枚あった。少年時代の撮影能力を尊重しノントリミングでその一部を紹介しましょう。
この2枚は遠足帰りのバスの中から撮影した物。環八だから東名か第三京浜を下りて中野へ向かう途中だね。今もそうだけど環八沿いには輸入車専門店が沢山あり、街中じゃあまり見かけないスーパーカーがショールームに鎮座しておられた。だからこうやって写真に収め、何となく場所を覚えておき後日チャリで写真撮りに行ったりして。でも中野から環八の専門店(恐らく駒沢辺り)って20kmぐらい離れてるんだよね。我ながら凄え行動力だな。
これは確か甲州街道沿いにあった中古車屋の裏手のパーキングだったと思う。当時は分からなかったけどフォードGT40のレプリカですかね(ベース車は不明)。
お宝ザックザクの輸入車専門店。これも甲州街道沿いだった筈と思いつつ写真に写り込んでるELITEという看板を手がかりにweb検索してみたら、何とまあ今も健在なのね。ちょっと嬉しい。
大通りで張ってて偶然押さえたディーノ208GT4。こうやって流れる車の中からスーパーカーを見つけて捉えた例はせいぜい2-3回だった気がする。
青梅街道沿いのマンションのパーキングで見つけたジャガーEタイプ。ちゃんとしゃがんでロウアングルで捉えてる少年時代の俺、分かっとるね。カメラマンの素質充分と自画自賛。
他にも世田谷のマンション前で路駐してたベージュのトヨタ2000GTを押さえた写真とか色々あったんだけど、前記通り今はもうない。ただ、初代映ちゃん号ユーノスロードスター1600購入直後に夜な夜な環八や地方の輸入車専門店へ向かい似たような事をした頃の写真が数10枚あったり。
でもそっちはカメラがピッカリコニカじゃないし、あんまり面白い写真でもないので今回は少年時代の写真のみで完結。
« ピッカリコニカ | トップページ | アルコールテスター »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
赤いのは、アヴェンジャーGTだと思います。
ベースは、定番の空冷ビートルタイプ1で、ボディを載せ替えてます。
運転席に座ると、視界が悪く、特に斜め後ろは全く見えません。
乗るのに勇気が要ります。
ディノは、US仕様バンパーのシリーズ2のようです。
5マイルバンパーがついているGT4は、シリーズ1とシリ-ズ2で、バンパーの形状が違うと記憶しています。
GT4は、年式や輸出国向け仕様により、細かいパーツが違い、
ユーロ仕様のバンパーとイタリア仕様のバンパーでは、厚みが違います。
USにしては、フロントの車高が低いので、ショック等は替えてあると思います。
投稿: とおりすがり | 2021年8月 7日 (土) 02:37