鬼滅の刃 第22巻まで読了
TSUTAYAへ続きを借りに行ったら21巻までしか置いてない。刊行直後はレンタル出来ない業界の決まりがあるんでしょ。仕方ないので最新刊の22巻だけは購入。別に高額品じゃないし。で、俺ってば不勉強だから最終巻が12月に刊行される23巻という事を全然知らなかった。終わんねえじゃん!みたいな。続きが読めない欲求不満以上にネタバレの恐怖と約1ヶ月戦わなくちゃいけない事がとっても憂鬱・・
さておき機会ある度に書いてるけど俺ってマンガ属性の人種じゃないので長編読了は2016年に読んだまんが道以来という体たらく。そんな奴だから偉そうにマンガを語る資格ゼロだったりするんだが率直な感想ぐらい書かせてよ、と。なおここにも書いた通り、俺みたく昨今の大ブレイクで興味を持ち原作を読み始めた後発組の為に内容の事は一切書かない。俺とて基礎知識皆無で作品と向かい合ったからこそ素直に没頭出来た訳だし。
ここまで読み進めた事でファーストインプレッション通り、過去の名作を研究し再構成した作品だと確信。前記通り俺はマンガ通じゃないから見落としが沢山あるし、元ネタ云々の話は野暮だから極力控えるけど少ない引き出しの中から強い既視感を覚えたのはピグマリオ、北斗の拳、ドラゴンボール、寄生獣、デビルマンといった大道中の王道。部分的にアストロ球団を彷彿させる箇所もあるな。あと全集中という台詞を聞く度エースをねらえ!の、この一球は絶対無二の一球なり、が脳内を駆け巡る。
インスパイアとかリスペクトといった便利な言葉が横行してるけど、俺なんかは伝統を継承って表現が一番しっくり来るんじゃないかなと思ったりして。ステレオタイプという言葉が蔑視されがちな世知辛い時代だが優れた紋切り型は今でも充分通用するし、これだけ多くの人を熱狂させる力があるのだ。それが無性に嬉しい。
一枚画の原作も充分に魅力的だけど、これが動く総天然色で再現されるのかと思うと心底ワクワクする。テレビシリーズ全26話が7巻の序盤まで、劇場公開作品が8巻の尻までって事は全23巻でシーズン3か、じっくり丹念に描けばシーズン4まで引っ張れる。鬼滅フィーバーはまだまだ続きそうだし、俺も楽しみだぜ。
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