シールの寿命
カード収集に熱を上げてた頃、個人的にシールはあまり力を入れて集めようと思わなかった。理由としては、長年保存しておくと接着面が経年劣化でダメになっちゃうのではという不安感。あとトレカに比べてペラッペラの製品が多いから保管に気を遣うって事もある。
ダメになってもファイリングしてるだけで、シールとして実用する訳じゃないからそんなのどーだっていいじゃねえかってのが今現在の価値判断。とは言え実際のところ、シールの寿命って一体どれぐらいなんだろうってのは少し気になる。
そんな訳で、手持ちのライブラリーから年代物のシールを幾つか引っ張り出してきて目視確認。
1978年公開のジョーズ2ガムカードに1枚付属してたステッカーカード。今も台紙にしっかり貼り付いてるのでシールとしての機能は失っていない模様。これ、昔はダブりが沢山あったから1枚ぐらい剥がして確認する事も可能だったけど、今じゃコンプセット1組しか残ってないので剥がせない、剥がしたくない。
海外ノンスポトレカのステッカーが42年間健在って事は分かった。では、雑誌のオマケはどうだろう。
月刊ロードショー1977年2月号のオマケ、トレイシーのリンゴリンゴステッカー。これはもう完全にシールとしての機能を失い、台紙から浮いちゃってる。トレカと比べたら低コストの粗悪品という事か。
それじゃ、こっちはどうか。
昭和54年(西暦1979年)11月発行徳間書店ガンバの冒険ロマンアルバムのオマケシール。これは健在。月刊ロードショーよりは良い素材を使ってたという事だろうか。まあ保存状態とか色々な要素が影響するので一概に結論付けられないな。取り敢えずちゃんと保管しておけば40年やそこらは余裕で持つ事が立証された。
シールの耐用年数を図る上でもう一つ指針となるのがこれ。
1992年の春先に立川へ越してきた際に購入した自室の事務机。一番古いのは右下のAAA93か。このキース・ヘリングのシール、表面のコーティングが剥がれてまだらになっちゃったけど机から剥がれる気配は全くなし。丸いのはCD.DVD.BDのシュリンクに貼られてたシールが主で、ハイロウズのが多いけどいずれも健在だな。このテのシールも四半世紀はその機能を失わない、と。
シール関連で話のネタになるアイテムが他にもないか物色したらこんなのがあった。
UFOにヤキソバンのシールが付いてたのって何時頃なのか気になって調べたところ、明確な情報こそ得られなかったもののテレビCF放映時期が1993-95年となってるので、まあその辺りだろうな。勿論、シールとしての機能は健在。
ティム・バートン版猿の惑星のシール。何のオマケか完全に忘れてたのでweb検索したらデイリーヤマザキのポップコーンであった。シール自体それほど魅力的でもないのだが裏面を見ると、
何と、通し番が手作業! 出荷数が限られてたのかも知れないけどこんなの見た事ない。作業にあたったスタッフの方々、ホントにお疲れ様でした。
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