2021年1月に観たWOWOW録画作品
氷の微笑2、谷崎潤一郎・原作 「痴人の愛」より ナオミ、ザ・ゴキブリ、マジンガーZ/INFINITY
以上4本。年末からのサボり癖が抜けず。しかもハズレ多し。
氷の微笑2は少し前に観た事もあり何も印象に残ってないぞ。ただシャロン・ストーン枯れたなぁと思っただけ。
ナオミは良い評判を聞いた事なかったから今までスルーしてきたけどWOWOW放映されたので折角だから観てみる。うむ、谷崎の変態哲学が微塵も感じられん安~いポルノ映画という印象。痴人の愛は変態映画の大巨匠たる増村保造監督をしても描ききれなかった観あるし、多くを期待する方が間違いかも。
ザ・ゴキブリって酷いタイトルだけど渡哲也さん主演の和製ダーティハリー、ゴキブリ刑事の続編。これもつまらなくはない程度の印象だったけど作品に漂うB級フレーバーとは裏腹に大御所丹波哲郎、東映プログラムピクチャーの名悪役・安部徹、河津清三郎、更に若かりし日の沖雅也さんと超豪華キャスト。今思えばドリームチームのような顔ぶれだけど70年代初頭ならこの程度は当たり前だったりするんかね。
マジンガーZ/INFINITYは面白いつまらない以前に、全編に漂うニセモノ感が災いして全く陶酔出来ず。理由は明白で、EVAリスペクトが強烈なんよ。そもそもマジンガーとEVAって師弟関係にある訳だから師匠はデンと構えてりゃいいのに、弟子の美味しいところをちょいちょい盗んだりするから威厳がなくなる。もうマジンガーはCGなんぞに頼らず手描きアニメで勝負した方が威厳を保てる気さえする。今となっては人件費がかさんで出来なかったりするんだろうけど。
気が付けばまた未見作品の録画データが15本分ぐらい貯まってしまったので気持ちを入れ替え映画モードへ移行しなくては。取り敢えず20代の頃から観なきゃ観なきゃと思い続けてきた中島貞夫監督の鉄砲玉の美学を観る事に。音楽:頭脳警察だからね。燃えるぜ。
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