パチンコ狂時代
ちょっとパチ熱が再燃した感があるものの昨日今日は打ってないし別に打ちたいとも思わない。やはり何処かで冷めてるから昔みたく発狂する事はないでしょ。
で、少し昔話を書きたくなったので俺のパチ依存ピーク時の話題なんぞを。2006年1月31日のビギナーズラックでパチンコの悪魔に魂を売り渡し、暫く狂ったようにパチ屋へ通い詰めるパチンカスと成り下がった俺だけど、ひと月に20日以上打ったり1日に10万近く負けたりってのはパチ依存症としてはハッキリ言って常識レベル。俺の場合、タチの悪い収集癖も併せ持つから並のパチ依存の斜め上を逝ってしまった。その象徴がこれ。
実機を買ってしまったんですね。とにかく1日に1回は大当たりを引かないと我慢出来ない体になってしまい、このままでは身を滅ぼすなと強い危機感を覚え、気まぐれにweb検索したら実機がわらわら売り出されてて値段も大した事ないから(平均1万前後で、物によっては数千円)抑止の為に購入。結局パチンコ台って産業廃棄物だから業者的には例え二束三文でもマニアに引き取って貰えれば大助かりなわけ。
この初代EVAは13000円ぐらいでアウト玉が上皿へ戻る、いわゆる循環加工を施された代物。届いて数日は普通に打ったりしたけど静かな自宅で打つとパチンコってホントにうるさい。自動打ち出しのモーター音も玉がガラスにバチバチ当たるノイズもすげー耳障りで即嫌気が刺してしまった。更にwebを徘徊するとこんな物を発見。
取説に習って基盤の端子へ接続してやると玉を打たずとも賞球の信号が送られて延々回し続ける事が出来るオートコントローラー。当時こんなのがヤフオクに沢山出品されてたのだ(値段は確か5-6000円だった筈)。今じゃどうなってるのか少し気になりヤフオクのパチンコ・パチスロカテゴリーを覗きに行ったら1万とかする。この10数年でこっちの世界も物価が上がってしまったのか。
この筐体は同メーカーなら別機種のセル基盤と差し替え可能で、基盤のみだともっと安上がりに入手出来るから自宅には一時期5機種のパチ台があった。でもすぐ飽きてしまい1年足らずで全部手放しちゃったな。そもそも液晶演出が見たいだけならプレステのシミュレーションゲームで充分だと気付いた事もある。そんなの実機買う前に気付けよって話だが。
その数年後、全く別の理由で実機を再購入。その時のスナップが旧サイトに残ってたので紹介。
何やってるのかと言えば拙作スケ番ハンターズ地獄の決闘の劇中で登場人物の打つ海物語が当たった時の液晶画面素材が必要となり、実機を買い込んで液晶画面を再撮したのでした。魚群予告やジュゴン当たり、激アツリーチでスカとか、欲しかった素材を押さえるのに1週間ぐらいかかったっけ。しかし画像にも写り込んでるけど俺ってばデータカウンターまで入手してる。パチ依存というより単なる変態だね。
おかげさまで今手元に残ってるのは前記のオートコントローラーのみ。これも売り捌きたかったのだが引き取り手が現れず死蔵するに至った。それとパチ用ラックは現在この様に第二の人生を歩んでる。
棚を追加してギターアンプと保冷ボックスを乗せてる。組み立て式のスチールラックは汎用性が高くて助かるわ。しかしここに重量約25kgのパチ台が載ってたのって今にして思うとかなり恐ろしい。3.11の時は既に処分済みだったけど、あの時もしあったら揺すられて倒れた可能性だってある。ベッドのすぐ脇にあるので寝てる時パチ台が倒れてきたら大怪我してたぜ。
ちなみにパチ台購入のキッカケはパチ依存もあるけど1本の映画が大きく影響してる。トム・ホランド版フライトナイト(1985)のワンシーンで、主人公の部屋に何故か東洋の古いパチンコ台が置かれてるの。ああ、あれってインテリアとして買う事も出来るのかと思ってweb検索を始めたから、そんなシーンさえなければ俺が実機を買う事はなかったかもしれない・・とフライトナイトを悪者にしてこの話は終了。
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