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2021年7月 3日 (土)

2021年6月に観たWOWOW放映作品(BSプレミアム放映作含む)

ランボー ラストブラッド、健さん、ザ・ヤクザ、ジョン・デロリアン、映像研には手を出すな!、怒りのガンマン/銀山の大虐殺、イップ・マン 完結、イップ・マン 宗師、ばるぼら

以上9本。相変わらずサボり癖が抜けない印象。

ランボー最新作も相変わらず良かったけど個人的には前作の方がツボ。ちょっと重い復讐劇なので、このシリーズはもっと気楽に脳ミソを一切使わず楽しみたい。健さんはゆかりの人の思い出話が中心で出演作品のネタは少なく、大スター高倉健のドキュメンタリーという意味ではやや不完全燃焼。一番印象に残ったのはマイケル・ダグラスの激しいリップサービスかなぁ。いくらなんでも持ち上げ過ぎ。

その流れで放映されたシドニー・ポラック監督作ザ・ヤクザは日本文化をそれなりに正しく描きつつもう一息という点でブラック・レインとイメージが被る。ちなみにこれ、初見かと思ったら後半部分だけ記憶に残ってた。多分、大昔にテレビで途中から観たんだな。

映像研~は原作読んでないしアニメも観てないからちょっと乗り切れず。乃木坂関連作という点ではあさひなぐの方が個人的には好印象。原作に精通すれば少しは印象が異なるのかも知れないけど。

リー・ヴァン・クリーフ主演の怒りのガンマンは放映直前に情報を掴んで急遽録画。可もなく不可もない70年代のマカロニウエスタンだったけどテーマ曲を聞いてビックリ。キル・ビルVol.1のアニメシーンの曲じゃないの。これがオリジナルなんだ。

イップ・マンシリーズは昭和世代のハートを掴む正しき勧善懲悪の紋切り型なのだが、一歩引いて観ると差別意識と偏見に満ちた異国人とその格闘技を中国武術で叩きのめすという中国文化至上主義の偏見に満ちた作品なので、匿名掲示板的に言えばお前特大ブーメラン刺さってるぞって感じ。そういう小難しい事を考えなければ楽しいしドニーさんのアクションも美しいから全否定はしないけど両手放しで絶賛も出来ない。ただスピンオフ的作品の宗師はやり過ぎ感満載でイマイチ乗れない。マトリックスかよと思ったわ。

ばるぼらは二階堂ふみさんの裸体が全ての作品といった印象なれど、夜の新宿を舞台とした画面の空気感が手塚監督の自主16mm作品Sphと全く一緒で、ブレがないなと思わされ感慨深かった。ただちょっと支離滅裂というか物語の展開に掴みどころがない。御尊父の原作マンガを読めば分かったりするんだろうか。むしろそっちに興味が沸いた。気が向いたら読んでみるか。

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