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2021年7月10日 (土)

昭和のクルマといつまでも

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BS朝日で放映中のこの番組、俺は数週間前まで知らなくて気まぐれに予約録画したら琴線に触れまくりで、以来毎週欠かさず観てる。旧車を大事に乗り続けるオーナーさんとその車を紹介する内容なんだけど、高額なヴィンテージカーばかりじゃなく100万以下でも買えてしまうような車にもしっかりスポットを当ててる所が良い。國村隼さんのナレも渋くていいんだよな。

これ観てたら歴代映ちゃん号の登録年数が気になり、後生大事に保管してる古い書類を引っ張り出して確認したらこんな調子だった。

ユーノスロードスター1600...平成2年8月
日産フェアレディZ300ZX2x2ツインターボ...平成6年2月
マツダスピアーノSS...平成20年6月
トヨタ86GT...平成25年5月

残念、いずれも平成で昭和の車を所有した事は一度もない(単車ならあるけど)。しかし経験上、どんな車でも長く乗り続けるには愛着プラス経済力も必要だという事が身に染みてる。

この中で一番の金食い虫は言わずもがなの貴婦人Z32。車検費用が2回続けて30万を超え、最期はエンジンルーム側からの雨漏りで電装系がリークするという事態に見舞われて維持を断念した。ちゃんと見積もり取ってないけど、ボディの腐食部分を加工する大手術になるから修理費は安く見積もって4-50万か。純正パーツ供給も滞り始めてたし、さすがにそこまで金を費やして乗り続ける気にはなれなかった。

ロードスターはそこまで深刻な事態に陥らなかったものの、2人しか乗れず荷物も積めない事のデメリットをイヤってほど味わったので乗り換えを決意。スピアーノはまだまだ元気だったし不満点もなかったけど86への心変わりが最大の理由かな。

面白いのは中古相場を見ると俺がロードスターやZ32を手放したのは底値の時期で、そこを踏ん張って大事に乗り続けると希少性が出て価値が上がってる。でもまあ車なんてどれもそんなもんよ。みんなが手放してどんどん廃車にすれば絶対数は減り希少性が増すからね。

今の86GTにも全く不満はないから今まで通り底値になるまで乗り続けるつもりだけど、その後の事は気が向き次第。大事に大事に乗り続ける事にも美学を感じるが経済的に困窮してまで乗り続ける事には意味を見いだせないので乗り換えちゃうかもしれない。一つ言えるのは、この86前期型にプレミアが付く頃は俺も鬼籍に入るだろうなって事。そう考えると死ぬまでこいつに乗り続けるのも有りっちゃ有り。中古の軽が買えるだけの修理費が必要になったらさすがに乗り換えを検討するけど。

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