赤チャーシュー 自作

郷愁の街角ラーメンでも紹介された神田淡路町の老舗ラーメン店、栄屋ミルクホールが来月頭で閉店するとの事。マツコの知らない世界でも取り上げられ一時大人気になったという話なれど俺、その回は観てないな。

一度行ってみたかったが既に連日大行列らしいし、逝ける時に逝かず思い出すら持たない俺にその行列へ加わる資格なし。むしろ何時なくなっても後悔のないようマイ・フェイバリット店へは逝ける時に逝っとこうと改めて思うのみ。

せめて紹介番組だけでも再見しようと思いつつ郷愁の街角ラーメンの録画BDを引っ張り出し、ついでにたいめいけんの回も見返したらトレードマークの赤チャーシューは縁を食紅で染めるとか言ってたので真似したい衝動に駆られ久々にチャーシュー自作。好都合な事にこの時買った着色料が残ってて、適量が分からないから煮汁が赤く染まるまで適当に加える。ところが、

煮れば煮るほど赤の組織が抜けていき、最後は普通の茶色になってしまった。更に着色料を加えても同じ事。こりゃおかしいと思ってweb検索したら植物由来の染料って熱に弱く、煮込んだりすると色が無くなっちゃうんだと。

仕方ないので肉を冷ました後、冷えた染料へ漬け込む。染料を溶いただけの水に漬けたりすると醤油味が抜けてしまいそうな気がしたのでこちらにも醤油を適量含ませる。ちなみに今回、醤油は煮込み段階から2倍希釈した。今までの自作チャーシューは俺的に少し味が濃過ぎる感あったので。

なんか想像してたのと全然違うビジュアルなれど一応完成。それほど高い肉を使ったわけじゃないがそれなりに美味し。臭味もなく柔らか食感で、俺にしてはまあ上出来の部類か。

熱に弱いんじゃラーメンへ乗せた瞬間に色落ちしたりして・・とか思ったりしたもののそんな事はなかった。

今回は豚モモ肉を使用。バラほど脂ぎっておらずヒレほどパサパサしてないから自作チャーシューに最適かも。