« 除湿機活躍中 | トップページ | TOKYO2020パラリンピック雑感 »

2021年9月 5日 (日)

車いすバスケットボール男子

競技に優劣付けるのも野暮だと思うが個人的にオリンピックのスケボー女子とパラリンピックの車いすバスケ男子がTOKYO2020ではズバ抜けて印象深く、特に今さっき終わった車いすバスケ決勝戦はヤバすぎ。絶対王者へ挑むチャレンジャーという図式がアポロ・クリードvsロッキー・バルボア、ホセ・メンドーサvs矢吹丈を彷彿させザワザワしまくり。いや、団体競技という点で青葉学院vs墨谷二中が一番しっくり来るか。世代が知れるけど。

そして夢が叶うまであとこれだけ(byムーンライト・グラハム)な試合展開がもうね、涙腺爆発ですよ。勿論勝って欲しかった。でも僅差で勝てなかったという展開がロッキーやあしたのジョーやキャプテン並にハートを貫く。しかし俺も生粋の日本人だね。

表彰式を見てて驚いたのは今大会大活躍の鳥海選手、両足だけじゃなく両手の指も欠けてる。イケメンでプレイスタイルもスマートでカッコいいから全然気付かなかった。それは他の選手も同様だけど試合に没頭してると選手たちが健常者じゃない事を完全に忘れてしまう。シュートが決まった瞬間のカタルシスは普通のバスケと何も変わらないし、車いす移動のスピード感が凄いからだろうな。

コメンテーターの人も言ってた通り、これを一過性の盛り上がりで終わらせちゃダメなんだろうなと。感動をありがとうって言葉は美しいけど数日後に忘れちゃったら意味がないので、この素晴らしい試合で得た物を何時までも忘れず日々生きる事が俺らの役割なのかなと思ったりして。

« 除湿機活躍中 | トップページ | TOKYO2020パラリンピック雑感 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2025年5月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ