2021年10月に観たWOWOW放映作品
新感染半島ファイナルステージ、うなぎ、インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア、カムイ外伝、ワンダーウーマン1984、少女、新解釈三国志、ラ・ピラート
以上8本。まだまだサボり癖が抜けない。
新感染半島は個人的に前作の方が好きだったりするのだが単体で捉えれば満足度は高い。全編、何時か何処かで観た既視感に苛まれるものの、そこは模倣上手な韓国産だし、こまけえこたぁいいんだよ!の精神で向かい合えば充分楽しめる娯楽作品。
不勉強なので今村監督のうなぎも初見。カンヌでパルムドールをさらった作品にしては地味な印象で少し意外。それでも時折ハッ!とさせられる心理描写は実に印象的で、この辺が世界をひれ伏させたのかと。
カムイ外伝とワンダーウーマン1984を立て続けに観たのは我ながら酷だったかも。ドラマ部分はそれなりに魅せるけどVFXが稚拙で冷めるカムイ、VFXは完璧なれど中身がスカスカなワンダーウーマン。双方のいいとこ取りで融合させれば傑作になったかも知れないが、映画ってのはそう単純な物じゃないから難しい。
少女は何年か前に湊かなえさんの原作を読んだ筈なのだが内容を完全に忘れてて、その事が逆に映画への集中力を削いでしまった。あれ~?こんな話だったっけ??みたいな。で、肝心の中身にもあまり乗り切れず。原作もこんなだっけ・・
新解釈三国志はねえ・・ 福田雄一さんは大好きな監督だけど残念ながら勇者ヨシヒコクオリティとしか言いようがなく。深夜ドラマだったら絶賛したかも知れないが劇場用作品としては、ちょっと・・
で、ラ・ピラート。俺のアートかぶれ絶頂期に製作されたジャック・ドワイヨン監督作で当時は日本未公開だったものの蓮實先生や山田宏一さんが誌面でベタ褒め。何時か観なきゃと思いつつ気が付けば四半世紀以上の月日が流れ、つい先日WOWOWで放映されたから録画してようやく観る。ああ~ん、残念。ボクには全く分かりませんでした。ミシュラン三つ星店の料理が美味いと思えない己の未熟さに打ちのめされた感覚。俺もまだまだ修行が足りん!
なおドワイヨン作品だと愛されすぎてとピストルと少年が同時に放映され、いずれも録画したから近日中に鑑賞予定。正直、こんな敗北感はもう味わいたくない・・
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