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2022年1月 2日 (日)

4Kクオリティの恩恵と弊害

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ベータマックス→VHS→S-VHS→Hi8→LD→DVD→BDと、記録フォーマットや録画再生機を新調したら真っ先に見返してきたのがタワーリング・インフェルノとジョーズの2本。いずれも4Kレグザの倍速モード/クリアスムーズ設定で再生するとビデオ撮り??ってぐらい鮮明な画質で堪能出来る。ただこれって一長一短で、水戸黄門や必殺仕事人の撮りがフィルムからビデオへ変わった時と同様の違和感に襲われたり。記録映像はさておき、ドラマって粗い画質の方が物語に没頭出来る。あまりにも画質が鮮明だと嘘が嘘に見えるのだ。

思い返せばクリエイターとしての俺もフィルムからビデオへの移行を抵抗し続けた。ビデオ全盛の90年代になっても過去の産物と化した8mmフィルムで作品を撮り続けてたし。オールドタイプだからあの質感に強い拘りがあり、ビデオ撮りへ移行してからも自作は必ずプログレッシブモードでフィルム調にしちゃう。今も世界的にその傾向が強いし鮮明になれば良いってもんじゃない。それを再認識。

とは言え、死ぬほど見返したこの2作品をビデオ調で観られるのもそれはそれで面白い。鮮明だからこその新たな気付きがあったりして。そんな訳でこの2本にとどまらず手持ちのライブラリーを引っかき回して様々な作品を部分的に再見中。夜更かし確定だな。

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