2022年の初ラーメンは中華蕎麦とみ田で
別にそういうつもりは全然なかったものの結果的にとみ田が食い初めとなった。ちなみに自宅から松戸まで電車で約1時間半。近くはないけどイヤになる程アクセスが悪い訳でもなし。
画像や動画でなら幾度となく見たこの外観を実際に拝見すると感慨深いものがある。日本ラーメン界の頂点に君臨する名店中の名店ですからね。15:30で予約し、5分ほど前に到着して店先の店員さんに伝えたら予約順の入場となるので食券買って暫しお待ち下さいとの事。画像に写ってないけど裏手には外待ちの同志が6-7名。ふむ、先客の捌けが悪いと多少待たされる事もあるのかなと思いつつ呼ばれるのを待ってたら10数分で案内された。
お店に入ってまず驚いたのは先客が一人も居ない。要するに此方、カウンター9席の完全入れ替え制でやってるのだ。
まるで料亭のような佇まい。しかもお冷やのグラスを見たら、
丸氷! 何もかも規格外だわ。
厨房を眺めてるとその清潔感に加え、一つ一つの所作が丁寧かつ優雅で実に心地良い。BGMにはジャズかなんか流れちゃって、此方もまた自分が少しだけ上等な奴になったような気分を味わえる空間。
web予約時、ラーメンにするかつけ麺にするか少し悩んだのだが、ホイホイ来られる場所じゃないしメニューにはミニサイズも用意されてたからミニラーメンとミニつけ麺を連食する事に。ミニと並盛りは値段が変わらないから割高ではあるけど、並盛り連食なんて俺には絶体無理。
最初はラーメンでとお願いしようと思ったら、お店の方から初めにラーメンをお出ししますとの声が。さすが名店、分かってらっしゃる。
そしてスープを一口すする。当たり前だけどカップ麺やチルド麺とはぜんっぜん違う!!! あれ食って分かったつもりなっちゃ絶対ダメよ。濃厚過ぎるこってりスープなのに後味スッキリ。レアチャーシューもあり得ない美味さ。
それとこのラーメン、白ネギがスープの中に含まれてて青ネギは彩りの役割を果たしてる。このネギたちがまた良い仕事してるんだわ。濃厚こってりスープにネギは不可欠だという事を再認識。つくづくネギ克服出来て良かった。
続いてミニつけ麺。この麺の盛り付けの美しさときたら! 通ぶってオンリー麺で1本すすってみれば香りの良さとコシの強さにノックアウト。
チルドつけ麺やレンチンつけ麺はそれなりに再現性高いんだけど麺が全然違うし、やっぱ市販品のスープって雑味が多い。本物は無駄がないつーか洗練されてるつーか、まあとにかく本物なんですよ。嗚呼俺、表現のボキャブラリーが貧困過ぎ。
ラーメン食い終わったらスッとつけ麺が出てきて、食い終えるタイミングでスープ割りどうされますかと聞かれる。至れり尽くせりだな。そして割りスープを飲み干し、お店を出たのが16:20頃。滞在時間の約40分間、美味いラーメン&つけ麺だけでなく緩やかに流れるリッチな時間を満喫できる噂通りの名店でありました。
ショップカードも置いてあったので有り難くいただいて帰る。これはコレクター的に嬉しい1枚だ。
で、余力があれば帰りに何処かへ寄って一杯やろうとか思ってたものの、例えミニサイズでも連食直後の胃袋には1mmすら余力はなく直帰。今も(20:00現在)腹パンパンなので、もう寝るまで何も食えないや。
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